金曜日の三者会談(?)の続きである。
私の友人は最終学歴をヨーロッパで受け
活動の場もヨーロッパ、
友人たちもヨーロッパ人が多い。
対して、彼女の婚約者は、仕事で外国にはよく行くけれど
本格的にアメリカ以外で生活したことがない
バリバリのアメリカ人。
私は、というと、やはり日本からは出たことがないけれど
バリバリのアメリカ人だったパートナーの
洗脳を解く(洗脳している?)ことに生きがいを感じている
とんでもない日本人である。
さて、今回、なんでこんなディベートみたいなことになったのかというと
たぶん、私がアメリカの医療システムをおちょくったからなのであった。
友人の身内が肺炎で入院していて
もうすっかりよくなったけど高齢なので
一応念のためにもう少し入院していましょうということになったと聞き
「医療費の高いアメリカじゃあ考えられないわよね~。
そもそもこんな入院は保険会社が許さないわよね~」
と言ってしまったのである。
「日本の医療費が安いのは、誰かが負担しているからだ」と彼は言う。
つまり税金である。
でも彼は根本を理解していない。日本の医療費が安いのは
国民皆保険制度のおかげばかりではない。
医師の報酬がアメリカと桁違いに低いからである。
オバマケアがうまくいかないのは
皆で痛み分けをしていないからだ。
アメリカ人は極端なほど共産主義、社会主義を嫌う。
選択する自由、思想の自由を何よりも大切だと考えている。
アメリカにあるのは「自由に伴う個人責任」。
責任は選択した個人にあるということなのだが
興味深いことに、それを彼はまったく意識していない。
たぶんアメリカ人にとっては当然の思想だから。
医療問題から話はさらに発展し、
彼は、教養あるアメリカ人らしく、質問形式をとりながら
理論的に、冷静に持論を展開していく。
でも私と友人が説得されたか?というとそれは否である。
ことばの問題?
いや、違うな~。(少しはあるかもしれないが。)
多分私達の方がアメリカ以外の世界を
リアルで知っているからなのではないかな?
もちろん、誰が正しいとか間違っているとかそういう問題ではなく
私達は始終なごやかだったということは前にも書いた。
放射能漏れの問題から、アメリカにも核施設はたくさんなるという話にもなり
政府の陰謀説も出てきて
最後の締めは「トルーマン大統領は宇宙人の代表と会見したという噂がある。
これは政府が何かを隠すために意図的に流した陰謀か?」
という話でお開き。
こんなおバカな話を出したのはもちろん私。
もっといろいろ興味深い話が出てきたけど、この辺で。