冤罪
改めて実施されたDNA鑑定で別人と判断されたからである。
逮捕された時の決め手もDNS鑑定だった。
私た一般人は鑑定でクロと判断されたら、
そうなのだと100パーセント信じてしまう。
それを今さら当時の鑑定は発展途上でしかも、手作業
判定結果は実は正確ではなかったと言われても
私たちはただただ唖然とするばかりである。
もし当時、民間の裁判員システムがあったとしたなら
選ばれて義務を果たした人たちはこの結果に相当傷ついたことだろう。
鑑定結果が実は不正確だなんて誰も思いはしない。
誰もが彼を憎むべき幼女殺害者だと信じこみ
極刑を支持してしまったに違いないので。
17年もの歳月を無駄にしてしまった菅家さんには
お気の毒などという簡単な言葉ではすまされない。
彼の笑顔を拝見するたびに胸が痛む。
まだまだ他にも刑務所の中には
冤罪の人がいるのかもしれない。
はてさて、無実を叫んでいる有名な人はというと・・
林真須美受刑者、保険殺人の八木受刑者・・・。
・・・・・コメントは控えておこう。
警察側はこの長い歳月を無駄にしてしまった結果
たくさんの証拠を失い、いくつかのケースで時効が成立してしまった。
被害者のご家族が本当にお気の毒である。
数か月前に虚偽のパスポートで来日後そのまま10数年不法滞在していた夫婦が
娘を残して母国フィリピンに強制退去させられた。
不法滞在には時効はないのに、なぜ殺人に時効があるのか
不思議である。
by arizonaroom | 2009-06-05 18:18 | ニュース | Comments(2)
おっしゃるとおり、裁判員制度も、なんだか不安ですね。
殺人事件の時効も、理不尽ですね。長い間捜査を続けることは不可能でも、たまたま犯人が見つかるということもあるかもしれないし、「見つかった、でも、時効が成立していた」では、遺族はたまりません。真犯人が、どこかで時効を迎えて、「ほっ」としていると考えただけで、やりきれないです。
今日のニュースで同じようなケースで
既に死刑が執行されてしまった人がいることを知りました。
法治国家の日本を信じていたのに恐ろしいことですね。
警察も検察も、プライド保身を捨てて
ぜひ真実を追求してほしいです。