銀行

 
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 こんなぼろぼろの札が銀行のATMから出てくる!
  写真ではボロさ加減がよくわからないけど、日本の銀行では絶対に出てこないほどひどい。
 

 
 小切手用の口座に入金するために銀行へ行った。
他行の口座からお金を移すだけなのだが、これがけっこう大変なのである。

 まず、CITIBANKの新宿支店の口座からお金を引き出す。
世界中にあるはずのアメリカ産のこの銀行、実はアリゾナに支店はない。
だから他行で手数料を払ってATMで下ろすしかない。

 しかし、画面に出ている引き出し金額の選択肢が100ドル、200ドル、300ドルのみである。
(もう少し小さい金額もあったかもしれないが、よく覚えていない。)

 私たちが下ろした金額はたったの2000ドルである。
この金額を下ろすため、300ドルずつ、2日間かけて合計7回もカードを挿入したのである。
(2日かける必要はなかったのかもしれないが
途中で力尽きた。)
手数料も7回分。
そっちの都合で7倍の手数料を払わされる身になってくれといいたい。

 もう一度言うがたったの2000ドル(約18万円)である。
200万円ではない。

 出てきたお札はすべて20ドル札。
アメリカで100ドル札を見ることはめったにないので
これは普通のことなのだが
お札が100枚ということになる。
この100枚のお札は信じられないくらい使い古されているので
かなりかさばる。
18万円くらいの金額なのに
なんだか100万円くらい下ろしたような気分になってくる。

 ちなみにこのATMは建物の外にあるので
下ろしている間中、なんとなく落ち着かない。

 ぼろぼろの札束を握り締めていざ窓口へ。
並んでいるのは10人くらい。
でも窓口はひとり。おいおい。


 この銀行には番号札はないので
一列に並んで待つことになるが
待っている間は暇なので
当然、目と耳は窓口に集中する。
それでわかった。窓口係は実に要領が悪い。
そして客との無駄口も多い。
もっとも無駄口と思っていないのかもしれないが。

 だんだんいらいらしてきたので、ここはあきらめて
午後、フェニックスから移動中に別の支店で入金することにした。

 こちらは窓口にも数人いて、気のせいか、もっとてきぱきとしているようだ。
そして入金。

 窓口係のお金の数え方がなんだか素人っぽい。
アメリカの銀行では数え方の練習はしないのだろうか。
私だって証券会社だったけど、数える練習はしたぞ。

 入金後、もらったものはレシート1枚のみ。
アメリカの銀行には通帳というものは存在しないのだ。
レシートはスーパーでもらうような類のもので
書かれているのは
銀行名と日付と入金金額。残高は書かれていない。

 預金者の名前も無し。
口座番号は××××ー××1234と伏字になっている。
これなら落としても安心だけど別の心配が。

 本当に夫の口座に入金してくれた?

 窓口係が故意に違う口座に入金するとは思えないが
番号の入力間違いということもありえる。
何しろ、打ち込んでいるコンピューターの画面を見ていないので
確認できないのだ。

 日本のようにATMで入金することもできるが
この方法はもっと心配。
入金したのはずいぶん前なので記憶が定かではないが
確か封筒に金額と名前を入れて夜間金庫のように放りこんだような覚えが。

 レシートのには
「Thank you」の文字の後に窓口の女性のファーストネームが印字されていた。
日本風にいうと
「ありがとう。花子」。

 アメリカだなあ。

(注:この銀行はサブプライムでもびくともしなかった最優良の大手銀行である。)
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by arizonaroom | 2009-10-02 15:35 | | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2009-10-03 09:57 x
心ある、アメリカ人が、日本を好きになる訳がわかる気がします。、
Commented by arizonaroom at 2009-10-03 14:22
花ケーキさん
アメリカのお店はどこもフレンドリーだけど
ちょっとカジュアルすぎるかなという感じです。
反対に日本の事務的な対応をアメリカ人は冷たい、もしくは慇懃無礼と思うかも。
でも正確さや処理能力の確かさ、そして何よりも信頼できるというのは
日本には断然かなわないと思っているはずです。
(うちの夫がいい例)