子供?子ども?

 民主党の若手が「子ども手当て現物支給案」
というものを提出した。

 自民党ならともかく、仮にも民主党の党員が
手続きも始まっている今になって
「何を今さら」と笑ってしまう。
もちろん、こんな欠陥だらけの法律
私もぜひ見直してほしいと思うけれど。

 ところで、最近は「子供」のj代わりに
「子ども」と表記するものが目立つ。

 かくいう私もここ数年は意識して「子ども」と
書くようにしてきた。
「子供」の「供」は付属物という意味合いが強いので
子どもに失礼であるとの記事を読んだからだ。

 で、ちょっと気になったので調べてみた。
Wikipediaでは次のように書いてある。

教育や福祉などの世界では、「子供」という表記を避けて
「子ども」または「こども」という表記が推奨されることがある。
その理由として挙げられるものには、以下がある。

1. 「子供」の「供」の字は、「お供」、
    すなわち子が大人の付随物であると連想させるため。
2. 「子供」の「供」の字は、
    神に奉げる「供え物」の意味につながるため。
3. 「子供」の「供」は当て字であり漢字に意味はないので、
    ひらがなにすべきである。
4. 「子供」よりも「子ども」「こども」と表記した方が、
    ソフトで親しみやすい印象を与える
    (差別であるとは必ずしも主張しない)。


 もちろん反対意見も存在する。
 
 # これは言葉狩りの一例である。
  
 # 「供」の字の使用は、法律で使うことが禁止されている訳でも、
  現在の日本社会において一般的には道義的な悪とされているわけでもない。
 
 # 熟語を漢字とひらがなとの交ぜ書きにすることは、
   日本語についての美意識に反する
  (なお、「供」は教育漢字であり、小学6年で習う漢字である)。
 
 # 「供」は、現代において複数の意が薄れており
  「子供」で一つの語となっている(その論拠として
  「共」ではなく「供」の字を使っていること、
   複数の「子」を指すのに「こどもたち」「こどもら」とも表現すること、
   また、「こどもが一人いる」という表現が成立すること、などが挙げられる)。
 
 # 「子ども」の「ども」は、罵って「豚ども」「○○人ども」などと言う時の
   見下した他称表現と重なるので、
   「子供」よりもむしろ「子ども」の方が差別的になってしまう
    (「子ども」という表記に問題がないのであれば、
    こどもが先生に対して「先公ども」と表現することも問題のないことになる)。

  # 当てられている漢字の語義を問題にするなら、
  「児童」の「童」には「しもべ」「愚か」という意味があるため
  「児童」も同様に「児どう」と表現しなければならなくなるなど、
   現在一般に用いられている様々な漢字表記に支障をきたしてしまう。

   # もし「子供」の「供」の字だけが差別である「子供」に
     代わり古い時代に用いられていた「子共」という表記に戻すことで
     問題は解決する。



  言葉って奥が深いなあ。
 
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by arizonaroom | 2010-04-09 21:51 | 日常&雑感 | Comments(0)