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アメリカ人とワールドカップ

 対オランダ戦の視聴率の最高が
50パーセントが超えたことについて
夫が驚いていた。

 「たとえ野球やアメフトでも、こんな数字はありえないよ。」

 確かにアメリカでは
国民が一丸となって同じスポーツを応援するなど
考えにくい。
ましてや全然人気のないサッカーだ。
「ワールドカップって何?」という感じ。

 いつだったかアメリカがベスト8に残った時、
さすがに一部のアメリカ人が
「みんなで応援しようぜ。」とスタジアムでビデオ観戦を呼びかけていたのを
テレビのニュースで見たのを記憶している。

 たぶん人気がないのは
点数がなかなか入らないものを
えんえんと眺めているのが嫌なのだと思う。
(同じ理由でマラソンもポピュラーではない。)

 そしてきわめつけは、
CMが入れられないから
なかなかスポンサーがつかないのだ。
(もちろんプロのサッカーはある。)

 それなのに、なぜそこそこに強いのか。
それはユースの層が厚いからだ。
サッカーは子どもの習い事としての人気が抜群なのである。
また、スポーツにはオフとオンのシーズンがあるので
夏はレスリング、冬はサッカーというように
2つ選ぶことができるので
自分に向いたスポーツを発見するチャンスが高い。

 さて、ここでもうひとつの疑問。
ユースのサッカーが盛んなのに、
なぜワールドカップに関心がないのか?

 それは、たぶん、
サッカーマムたちにとっては
ワールドカップのサッカーが
自分の子どものサッカーと
同じ次元にはないからなんじゃないかな?

by arizonaroom | 2010-06-22 23:03 | ニュース | Comments(0)