アンディ・ウィリアムスとクロディーヌ

 1960年代に活躍したアメリカの歌手のほとんどを
私は知らない。

 だから、大昔の歌手でも、
アンディ・ウィリアムスショーに登場する歌手は
私にとっては新しい未知の人たちだ。

 興味が出てくるとネットで検索。
現在知っている人の若い頃を調べるのではなくて
40年以上も前の映像から、今を知るのである。

 なんだか自分が未来を見ることができる
超能力者になったような不思議な気分になる。


 たとえば、ある歌手は、これが絶頂期で
その後は下降の一途とか、
ハンサムな青年だったのに
ネットには突然太ったおじいさんの映像が出てきたり
このショーの2年後に薬漬けで死亡という
衝撃的な事実が出てきたりとか。

 先週はアンディの妻であるフランス人、
クロディーヌ・ロンジェが登場。
アンディは司会者ながら終始ニタニタ、べたべた。
「美しい君がすべて」とかなんとかいう歌を
彼女を見つめながら歌ったりとか
たとえ、演出だとしても、日本ではとても考えられない。

 しかし、しかしである。
このショーの1年後には二人は別居しているのである。
この5年の別居の間に、彼女は愛人を作り
晴れて離婚後は子どもを連れて彼と同居するも
このスキー選手である愛人を
背後から銃で撃ち殺害してしまう。
(本人は暴発であると主張している。)

 アンディは彼女の弁護のために奔走。
その甲斐かどうかは知らないが、
有罪ではあったが、判決は罰金と30日の禁固刑、それも週末のみ
という殺人とは思えない軽いものだった。

 驚くのはここからだ。
彼女はこの後、弁護してくれた妻子ある弁護士と恋に落ち
すったもんだの末、結婚してしまったのである。

 今、テレビの中でデュエットしている二人は
もちろん、そんな未来が待っていることなんて
想像できなかっただろうな。

 そんな風にクロディーヌを見ていると
彼女が魔性の女にしか見えなくなってくる。
アンディは本当に人がよさそうなのに(実際は知らないが)
何でこんな女と結婚したんだなんて
テレビを見てつぶやく私。

 この最初の結婚で慎重になったのか
傷がいえなかったのかは知らないが
アンディが再婚するのは90年代後半、
70歳を目前にしてからである。

 もし、私たちがタイムトラベルして過去に行けたとしても
何も変えることができないのなら
ただただ、つらいだけである。
 
 同様に、未来を変えることができないのなら
未来を見に行くことは
私たちにとっては何の益ももたらさない。

過去のアンディウィリアムスの記事
 20098月29日
 2010年3月19日
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by arizonaroom | 2010-08-18 22:14 | 映画&TV&本 | Comments(0)