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34丁目の奇跡の時代と今

 夫が熱心(!)に見ていた1947年制作の「34丁目の奇跡」を
パソコンでパズルをしながらてきとーに見ていた私。
(なんてったって毎年見ているからね・・・・)

 ふと違和感を感じたのは
 幼い女の子が隣の独身男性、
それも母親が会ったことすらない男性の家に
しょっちゅう遊びに行っているという設定である。
その件に関しては
母親もちっとも気にもしていないのである。

 のんきな時代だったんだなあと思う。

 よく知っている男性ならともかく、
いや、知っている男性でさえ
「この人ロリコンかしら?」と
うさんくさい目で見てしまう昨今の風潮。

 たぶん、昔から変な人はいたのだと思う。
それが人の目に触れなかっただけだ。

 そうやって子どもたちが守られるのはいいことだけど
1000人に1人の変質者のために
善意ある隣人を疑わなければならないのは
ちょっと悲しい。

 ちなみに、このあまりにも有名なサンタクロース物語は
実はクリスマス映画ではなく
封切られたのは夏だったらしい。
だから、物語の内容も外部に漏れないように
細心の注意を払われたのだということである。

by arizonaroom | 2010-12-25 22:23 | 映画&TV&本 | Comments(0)