どいつもこいつも

 隣の市のコミュニティセンターで教えていた夫から
電話が入った。

 駐輪していたバイクが、車に取り囲まれていて
出られないのだという。
30分後には自宅に生徒が来る予定である。
夫はかなりパニックになっている。

 「事務室には誰もいないんだ。
いつもはいるはずなのに。」

 
 「事務所の人はいつもあの場所に強制的に停めさせるけど
あそこは、こうなることが多いからいやだったんだ。」と
ぶつぶつ言い始めた夫を制して私は言った。
「そんな非建設的なことを言っていても始まらないでしょ。
具体的に行動しなくちゃ。
私が事務所に電話してみる。」

 夫はパニックになると、ただでさえ貧しい日本語が
もっと出なくなってしまうのである。
情けないやつである。
本当はそのまま放っておきたいところだが
次の生徒が待っている。

 いないはずの事務所に電話したら
すぐに出た。
奥の方にいたらしい。

 事情を説明したら
「今来客中なので、
それが済んだら駐車場に行って見てきますので
ちょっと待ってください。」などとぬかす。
ちなみ夜8時45分のことである。

「こっちだって急いでいるんですよ!」
「でも来客中なんです。」
「わかりました。では警察に電話します。」
「警察に電話しても敷地内だから来ないと思いますよ。」
と言いながらも
「では仕方ない、お客さんに待ってもらいます。」
とぶつぶつ言いながら電話を切った。

 ほどなく彼はやってきてナンバーをメモして
館内放送してくれ
夫はバイクを動かすことができた。

  さて、次のミッションは9時からの高校生ふたりにメールして
遅れるということを知らせることである。

 メールしたらひとりは
「今日は急に行けなくなりました。」
もう一人は
「先週言うのを忘れたけどテストが始まったので休みます。」

 はあ~?

「あなたたちね、来られないことがわかった時点で
連絡してくれる?
こっちは急いで帰ってくるんだから!」


 もう!どいつもこいつも!
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by arizonaroom | 2011-02-22 21:53 | 日常&雑感 | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2011-02-25 21:29 x
そんな事があるのですね。
こんなに、メール好きの高校生が、
メールや連絡忘れるなんて、
お疲れ様でした。
Commented by arizonaroom at 2011-02-25 22:24
花ケーキさん
高校生なのでクラブなどをやっていると
すぐにメールができないこともあるんですが
今回の件では彼らの落ち度ですね。
怒りのメールを送ったら「すみませんでした。」と来ましたが。
忙しいのに小学校の頃からずっと通っているふたりなので
甥っこのような感じですが。