人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地震の影響

 ここ数日間、起床時に軽い頭痛がしていたが
今朝は、ものすごいめまいと、
それに伴う吐き気に襲われた。

 もともと乗り物には弱く
小さい頃は遠足でもポリ袋持参で
一番前の席に座らされていた私である。

 たぶん数えきれないくらいの余震と
テレビで放映されている津波の映像を絶えず見る事による
三半規管のダメージ。

 そんな状態なのに
パソコンと携帯の画面を見続けることによる目の酷使。

 そして悲惨な東北地方の状況に涙し
発電力の余談を許さない厳しい状況に緊張し
ビジネス、私生活すべてのスケジュールが
狂ってしまったことによるストレスと
将来への不安などが重なって
身体が不調を訴えているのだろうと思う。
(あら、私って意外と繊細だったのね・・。)

 外を見ればガソリンスタンドに長蛇の列。
灯油はどうなのかとみれば
灯油販売巡回車は
音楽とアナウンスもなく
静かに走っている。
聞けば「在庫はあることはあるのだけれど
潤沢にあるわけではなくいから
常連客のために確保しておきたい」ということだそうだ。

 グレイスの日に私はドラッグストアに買い物の必要があり
きっと並ばなければならないのだろうなと思い
憂鬱な気持ちで出向いたのだが
昼過ぎだったので店内はガラガラであった。

 見たらトイレットペーパーもティッシュも電池も、もうないのである。
そっか、買い占める人はこんな時間には来ないのかと
改めて合点。
ちなみに私の買い物はコンタクトレンズ用の食塩水なので
売り切れもせずにしっかりと残っていたのであった。

 働くママの走りだったというある評論家が言っていた。
「今は冷凍食品が豊富にあるけれど
昔は缶詰しかありませんでした。
私にとってツナ缶は
無くてはならないお助け商品だったんです。」

 そして今思う。
災害や停電に直面している時に
役に立つのは冷凍食品ではなく
昔ながらの缶詰である。

 移動手段も頼れるのは
車や電車ではなく自転車とおのれの足である。

 友人が言っていた。
「こういう時一番頼りになるのは携帯ではなく公衆電話よ。
私は今回沖縄まで無料でかけられたわ。」
(アメリカ人の友人が東京から沖縄に避難したらしい。)

 

 夜になってようやく私のめまいも納まった。
明日またぶり返しませんように。


 そして被災地の方や
命がけで働いている東電の社員たちが
守られますように。

by arizonaroom | 2011-03-16 22:22 | ニュース | Comments(2)

Commented by ぱれっと at 2011-03-18 19:39 x
めまい、何ともなくて良かったですね!
私も私の周囲でも、ちょっとした震動でも地震のように感じられるという症状が起こっています。気のせいではあるのですが、それだけみんな過敏になっているし、神経が疲れているともいえそうですね。世の中がすっかり落ち着いたらなおるのでしょうか?
今日は計画停電が何時からで、それまでにやっておく事は何と何で、なんて、いつも意識しているのも疲れます。
被災地のことや、東電、自衛隊のみなさんのことを考えたら、贅沢は言えないのはわかっているのですが。
Commented by arizonaroom at 2011-03-18 21:29
ぱれっとさん
私のまわりには外国人が多く、
外国からみた日本のニュースもよく入ります。アメリカからも心配での電話が来ます。
もうすでに帰国した友人も多く
そういう事実がよけいにストレスを増幅させるのです。
本当に苦しんでいる人たちを考えたら
贅沢ですが、でも私達にもトラウマは残りそうですね。
めまいは治ったけど地震酔いは続いています・・・。