フライトアテンダント

 その昔、スチュワーデス(と当時は言っていた)は
皆若くて美しい女性ばかりであったので
太った化粧の濃いおばさんスチュワーデスばかりの
アエロフロートに乗った時の衝撃は大きかった。

 アエロフロートは国際線なのに通路は狭く
スチュワーデスが通るたびに
私のテーブルのコップの水はこぼれるのである。

 スチュワードに初めて遭遇したのはイタリアのアリタリア航空内である。
それがこの世のものとも思えないほどのハンサムで
私の壊れて元の位置に戻らない座席を見て
「ああ、壊れていますね。」とにこやかに言われただけで
メンテナンスのお粗末さなど
どうでもよくなってしまった現金な私なのであった。

 今、私が利用するのはアメリカンがほとんどなので
オーバーウエイトで孫がいるような年のフライトアテンダント(FA)たちには
もう慣れっこになってしまった。

 もちろん職業選択に
性差別、年齢差別、容姿の差別、体重差別などはあってはならないので
こういうお方たちが現役で活躍できるのは喜ばしい限りである。

 機内の頭上には手荷物を入れる棚がある。
最終的にこの棚のカバーを閉めるのは
FAの仕事だと思っていたのだが
どうやら違っていたようで
今回のフライトでは、カバーが開いている棚を見るたびに
FAは乗客に「ちょっと手伝ってくれませんか?」
と声をかけていた。

 そして乗客が立ち上がって締め始めると
お礼を言うどころか、最後までその乗客の作業を見守ったりもせず
別の場所に移動してしまうのである。
まあ出発前で忙しいのだろうけど。

 飲み物サービスでアイスティーを頼んだら無いというので
ホットティーに変更したのだが
そのホットが水かと思うほどのぬるま湯であったのには驚いた。
アイスティ希望だからぬるま湯でもよいと思ったのであろうか。
それだったら氷もくれればいいのに。

 アメリカンのFAや現地の地上スタッフにも
日本人はけっこういるが、
彼らの態度も
日本の航空会社だったら間違いなくクビのレベルである。
これも基準が違うから致し方ないのであろう。

 今回旅行中にアメリカン航空の会社更生法の適用のニュースが入ってきた。

フライトや、マイレージなど乗客には何の影響もなさそうだけれど
だぶん多くの従業員が賃金カットや解雇の憂き目をみるのであろう。

過去の記事より
 JALの提携先
客室乗務員狂想曲
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by arizonaroom | 2011-12-08 23:53 | | Comments(4)

Commented by トルテ at 2011-12-09 20:29 x
ご苦労さまです。
聞いた話ですが、デルタはトドとアシカもFAとして働いているそうです。
荷物を上げる作業は、首や腰を痛めやすいので労災保険を払いたくない会社側が止めているようです。

Commented by arizonaroom at 2011-12-09 21:01
トルテさん
アメリカンにはセイウチもいました。
荷物を上げる作業は会社が止めているんですか?
驚き。カバーも閉めちゃいけないのかしら。
でも頼み方がすごくカジュアルで「お客さまは神さま」からは程遠いです。
Commented by ぱれっと at 2011-12-11 21:33 x
私はノースウェストのクマちゃんが印象的です(オスです。)ガムをかみながら、オレンジジュースを注いでくれました。トド、アシカ、セイウチには負ける気がしますね〜。
来年、アリタリアに乗れそうなので、楽しみになってきました(^^;
Commented by arizonaroom at 2011-12-11 21:45
ぱれっとさん
アメリカの航空会社はまるで動物園状態ですね。
それにしてもガムはひどいですね。認識の違いなんでしょうね。

イタリアに行かれるんですか?羨ましい。
私もまた行きたいです。