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友人の葬儀

 先週、バイブルスタディの友人が
クモ膜下出血で突然召されてしまった。
私は今年の1月にに20年来の別の友人を癌で失っている。
どちらも、私よりずっと年上だったけれど
それでも亡くなってしまうには若すぎる。

 今日はその友人のお葬式だった。
友人の教会は小さな教会だったので
礼拝堂に入りきれないほどの列席者が
彼女の早すぎる死を悼んだ。

 キリスト教徒は天の御国に入るという確信があるので
そういう意味では遺されたクリスチャンホームのご遺族には平安があるのだが
もうこの世で彼女の笑顔が見られないのは
とても寂しい。

 式の中で、彼女が好きだったという聖歌590番を皆で賛美した。
 
 主が私の手を取ってくださいます
 どうして怖がったり逃げたりするでしょう
 優しい主の手にすべてを任せて
 旅ができるとは何たる恵みでしょう

 
 歌いながら涙が出てきた。
私達のバイブルスタディクラスはインターナショナルなので
クラスでの言語は英語、歌う賛美歌もすべて英語である。
だから、彼女が、こんな優しくて素朴な聖歌が好きで
良く賛美していたなんてちっとも知らなかった。

 教会のご友人が思い出話として
彼女はいつも死について考えていた、
だからいつでも召される心の準備はしていたと思うというようなことを
話されていた。

 悲しいけれど、神様が決めた「時」が今だったのだ、と
思うしかない。



 

by arizonaroom | 2012-03-03 23:13 | クリスチャンライフ | Comments(0)