保険

 夫が被保険者になっている外資系の保険会社の
コンサルタントという肩書の人が
訪ねてきた。

 通信販売で加入した顧客のサポートを対面でやっているのだという。
今までほったらかしにしておいて
今さら何?

 もちろん、新たなセールスをしたいのだと思うけど
通販ならではのトラブルもたくさんあったのに違いない。

 「ご主人を奥様がお掛けになっていらっしゃるのですね?」

 「ええ、夫はアメリカ国籍ですから。」
 
 そこで「あっ」とい顔をするコンサルタント。

 「アメリカ資本のお宅では、
 グリーンカード保持者やアメリカ国籍の人は
 加入できないものがほとんどでしょ?」

 「はい、そうなんです・・・。
そうか、ご主人、アメリカ国籍でしたか・・・。」
と頭をかかえるコンサルタント。

 (それくらい調べてこんかい!
 それとも顧客ファイルには何も書かれてなかった?)

 ちょっと気を取り直したコンサルタント、
「奥様は保険の方は・・・・?」

 「大手の生保で入っています。個人年金ともに。」

 「ああ、そうなんですか・・・・。」
とまたうなだれる。

 
 「しかし、この保障内容、掛け金の割にはしょぼいですよね。」

 「・・・ええ。すみません。
ですから今日は特約プランをご用意させていただいてきたのですが
アメリカ国民だったんですか・・・。
それだとちょっとこれはだめですね。」


 「最初は日本に長く住むつもりはなかったので
外資の掛け捨てでいいと思って入ったのですが
お宅の電話に出られた方々は
こちらの質問に全然答えられませんでしたよ。
アメリカ国籍者がなぜだめかということにも
保険の内容についても。
結局こちらで調べました。」

 「そうだったんですか。どうもすみませんでした。」
と頭を下げるコンサルタント。

 「アメリカに帰る気はなくて外資では制約があるのなら、
日本の生保の方がいいかも。
 ところで、これはいつでも解約できますか?」

 「はい、コールセンターにお電話いただければ
いつでも解約できます。」


 「またお客様にあうプランがございましたら
連絡をさしあげます。」と言って
帰っていったが
 コンサルタントさん、あなたいったい何しに来たの?

 
(当時のあきれるようないきさつはこちら。ポールマッカートニー事件についても言えばよかった。)
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by arizonaroom | 2012-05-23 23:32 | 日常&雑感 | Comments(4)

Commented by 花ケーキ at 2012-05-24 13:43 x
色々難しいですね、。
ポール・マッカートニー女性は
愉快ですね。
ウチも、一頃P-が少年に登録されて
色々来ました。少年物が・・・
Commented by arizonaroom at 2012-05-24 21:49
花ケーキさん
愉快だけど、電話で申し込んだ結果これでは
ひどいですよね?
Pちゃんの漢字では男に登録もあり得ますね。
外国人はいろいろ制約があって大変です。
Commented by akikopugh at 2012-05-24 23:39 x
どんなオチが待ってるのかと(不謹慎ながらも)わくわくしながら読んでしまいました。
興味がなければ自分じゃ絶対できない仕事です。
断ればあっさり帰ってくれるこっちの営業がありがたく感じますね。
Commented by arizonaroom at 2012-05-25 00:54
akikopughさん

この外資系の保険会社の営業は、
いったいやる気があるのかないのか・・・。

大手の保険外交の女性の方が貪欲に仕事をしています。
アメリカの営業はしつこいのですか?