葬儀

 101歳で永眠したUさん。

 幼少の頃、いクリスチャンの医師の家に預けられ
賛美歌や聖書が身近なものとなった。

 その後結婚し、キリスト教とは無縁の生活を送っていたが
90歳になった頃にまた教会を懐かしむようになり
同居している娘のMさんに言ったことばは
「私が死んだら教会でお葬式をあげてね。」

 そこでMさんはUさんの壮絶な幼少時代・少女時代を知ることとなる。

 Uさんが95歳になった頃
私はMさんと出会い
ふたりはグレイスの常連さんとなったのである。

 Uさんは96歳の時に危篤状態に陥り
もう明日には命が尽きるという日の夜
病院で洗礼を受けた。
 
 昼間は娘さんの顔もわからなくなっていたのに
この晩は正気に戻り
しっかりと信仰告白をしたのだった。

 あれから4年。
Uさんは奇跡的に回復した。
癌も見つかり、余命1か月と言われたこともあったし
ホスピスにも10数回入院したが
ほとんどは自宅で元気に過ごすことができた。

 Uさんはグレイスでも教会でも人気者だった。
誰もがUさんと話したがった。

 Uさんはすばらしい宣教師でもあった。
会う人皆にイエス様の素晴らしさを語るのである。

 それがきっけかで信仰を持つ者も出現し
ほどなくして娘さんも受洗した。

 イエス・キリストと共に生きた4年間。
彼女も幸せだったが
私達にとっても彼女と過ごした日々は
かけがえのない尊いものである。

 私がアメリカから帰るたびに
「お帰りなさい」と言ってくれ
父を亡くした時も
「おつらかったでしょう。」と励ましてくれた。

 
 英国国歌を英語で歌えたUさん。
たくさんの賛美歌を、それも私達が知らなかった賛美歌を
たくさん空で歌えたUさん。

 
たくさんの写真と
たくさんの言葉と
たくさんの思い出と
そして大きな光を私達に遺し
天国に旅立っていった。

 今日の葬儀はとても心がこもったものだった。

 明日のグレイスでは
常連のお客様と共にUさんの思い出を
分かち合おう。


 


 
[PR]

by arizonaroom | 2012-07-22 22:57 | クリスチャンライフ | Comments(4)

Commented by ぷりずむくぷれDuo 薫風 at 2012-07-24 01:07 x
ご冥福を、お祈りします。
Commented by 花ケーキ at 2012-07-24 13:02 x
思い出の写真が沢山有って、
思い出のお話もあって
大好きなUさんのことを心一杯
偲べて
思いで深い葬儀でした。
Commented by arizonaroom at 2012-07-24 15:01
ぷりずむくぷれDuo 薫風 さん
とても素晴らしいお葬式でしたよ。
私が撮りためた写真を音楽付のスライドショーにして
流してもらいましたが
薫風さん夫婦も「出演」されています。
Commented by arizonaroom at 2012-07-24 15:04
花ケーキさん
スライドショーがMさんはもちろん、御姉妹の方たちにも
喜んでもらえたようです。
Uさんがこんなにも愛され、充実した日々を送られていたのを初めて知られたわけですから。