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体温調節機能

 急に冷え込んできた今日この頃。
確かに寒くなったとは思っていたが
昨日、夫が突然ヒーターを付けたのには驚いた。

 なぜなら私にはまだまだ必要と思える温度ではなかったので。

 よく考えてみると
夫は暑さにも弱いし、寒さにも弱い。

 小さい頃は雪が多い州で育ち、
小学生の頃、砂漠の町
アリゾナのフェニックスに引っ越してきた夫である。

 アリゾナの真夏は暑い。
40度など普通に超えてしまう。
湿度がないので、外を歩くと
ブァーという熱気に思わずクラっとしてしまう。
まるでヘアドライヤーの中を歩いているような感じである。

 それでも私のアリゾナの夏のイメージは「寒い」、これにつきる。
家の中、車の中、モール、レストラン、すべてが寒いのである。

 何しろ室内と外の温度差が20度なのだ。

 夫はこういう環境で育ってきた。

 一方私はというと
子どもの頃は、冷房のある家などほとんどなかった。
学校も、もちろん冷房無しだ。

 私と夫を比べると
私の体温調節機能の方が格段によい。

 これは育ち方の差なのか、
それとも単なる体質の差?
食べ物の差?

 ちなみに夏にアリゾナへ行って
内外の温度差が引き金になって風邪をひくのは
私ではなく夫である。


 

by arizonaroom | 2012-11-01 20:53 | 異文化 | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2012-11-01 22:04 x
やっぱり、男の人の方が体温調節機能は
悪いんじゃないかな。
主人も、ちょっと暑いとクーラーつけるし、
この間も、すぐに暖房つけて、
その挙句に『喉が少し痛い』・・・・
きっと繊細なんだわ・・・
Commented by arizonaroom at 2012-11-02 09:50
花ケーキさん
そっかー。
人種や環境の問題ではなく男女の問題でしたか!
やっぱり女性の方がたくましいのかな?