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ジェネリック医薬品

 処方箋を持って、オープンしてまもない薬局に行った。

 初めての利用なので
住所、名前の他にアレルギーの有無などを記入するように
問診票のようなものを渡された。

 その中の項目に
「ジェネリックを希望するか」という問いがあったので
「はい」に丸を付けてみた。

 まだ開店まもないせいか、パソコンで打ち出す人も
薬を出す人も皆要領が悪くて
思った以上に時間がかかっている。

 かなり待たされた後、
「先にお会計お願いします。」と言われ
440円払った。

 その直後、薬剤師が
「すみません、ジェネリックがあいにく切れておりまして
処方薬に書かれている薬はあるんですが・・。」
と申し訳なさそうに言う。

 なんでパソコンで打ち出している時に
わからないのか?と、ちょっと呆れたけれど
「それでいいです。」と返事をし
さらに
「では差額を払わないといけませんよね?」と言った。

 相手は恐縮しながら
「すみません。」と。

 そして、その差額は・・・

 60円なのであった!

 ジェネリックが440円で先発医薬品が500円。
もちろん、保険適用後の値段ではあるが
あまり変わりないじゃん!

 後で説明書を見てみたら
1錠の薬価は57円、後発医薬品は37・2円とある。
やはり35%くらいは割安なのである。

 薬剤の価格とは別に、
調剤管理料、調剤料、薬学管理料、などがかかり
支払は合計額の3割なので
結局差額はたったの60円になるのであろう。

 自宅に帰ってから夫にその話をしたら大笑い、
「アメリカじゃ先発と後発では倍は違うよ。」
(もちろんジェネリックにしても、こんなに安くはない。)
 と、彼は日本に住む幸せをかみしめながら言うのであった。

 

by arizonaroom | 2012-12-04 21:55 | ニュース | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2012-12-06 18:06 x
私は、薬を沢山買うので、
ジェネリックになった時1000円ぐらい安くなった。
ビックリしたけれどもありがたかった。
日本の保険制度に本当に感謝している一人だ。
Commented by arizonaroom at 2012-12-06 19:03
花ケーキさん
アメリカでは薬だけでなく調剤料なども高いのでしょう。
メキシコは安いので、
国境付近のメキシコの町では処方箋の薬を買いに来ているアメリカからお年寄りのグループで賑わっていました。よくわからないのですが年に3回くらいは許されているのかもしれないですね。(あくまでも私の想像です。)
私たちも薬を買いに来たのかと勘違いされ
ずいぶん勧誘されました。