アメリカと銃
銃規制反対を叫んでいた。
彼の言い分はこうだ。
「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、
人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」
(アメリカ合衆国憲法修正第2条)
「われわれが銃を保持する権利は、この憲法によって守られている。
オバマは私から銃を取り上げることはできない。
もし規制法案が通ったとしても、銃を保持している私を逮捕することはできない。」
全米ライフル協会 ラピエール副会長は以下のように言っていた。
「銃を持った悪人を止めることができるのは、銃を持った善人だけだ。
すべての学校に武装警察官を今すぐ配置するよう議会に求める。」
ネットでは次のようなコメントが掲載されている。
「多くの人が銃で自分と家族の命を守った。
銃がなければ皆殺しにされていた。
しかし、それらの事件はけっして公にはならない。
ニュースになるのは銃乱射事件のみ。
これは銃規制に持っていこうと
マスコミがコントロールしているからである。」
銃はアメリカの文化、アメリカの誇り。
あのねえ、そんなことを言っているから話が全然進まないのよ~。
銃規制反対論者も賛成論者も、
アメリカの置かれている状況を素直に認めるべきである。
アメリカは銃が氾濫していて、もう歯止めがきかないところまで来ている。
先進国の中では治安の悪さが群を抜いている。
だから事件後、銃が飛ぶように売れているのである。
銃の事件が多ければ、銃で命を守った人が少しはいて当然なのである。
討論すべきことは
銃を無くして、国民を守るか。
銃で国民を守るか。
ということである。
ここにアメリカの文化だの、憲法だのを持ち出すから
話がややこしくなるのである。
規制賛成論者もあまりにも感情的になりすぎるので
規制論者をますます頑なにしてしまう。
まずは、自分たちの置かれている状況を冷静に分析し
どこまでの銃規制が可能なのか
話し合うべきだと、部外者は思うのである。
過去の記事
コロラドの銃乱射事件
銃社会
銃規制
アメリカの銃規制
人種差別と銃文化
by arizonaroom | 2012-12-29 22:54 | 異文化 | Comments(2)
主人はアメリカから銃をなくすのは難しいだろうね。
と、結論する
理由の一つに・・アメリカの国土の広さを上げている
私は、正直分からない問題だと思う。
私も難しいと思います。一度普及してしまったものを
無いものにしてしまうのは大変です。原発を見ればよくわかりますよね。一時の感情では決められない問題だと思います。