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銃誤射事件

 アリゾナで起こった銃の誤射事件。

 友人宅を訪れていた父子。

 そこで4歳の息子が銃を発見、
「これは何?」と父親に向かって引き金を引いてしまい
父を射殺してしまったという痛ましい事件である。

 悲劇に至るまでには多くの不幸な条件が重なっている。

 まず、
 父子は突然訪問してきた。
 (知っていたら家の中を片付けておいたのに。)
 
 銃が無造作に置いてあった。
 (子どもが簡単に見つけられるところにあった。)

 銃に弾丸が入っていた。

 安全装置が外されていた。(たぶん。)

 これらの条件がひとつでも無かったのなら悲劇は起こらなかっただろうに。

 それでも疑問は残る。

 4歳の子どもが持とうとした時に大人が気が付かなかったのだろうか。

 そして、これは証言などから事故として処理され
刑事立件はされないもようだという。

 銃を管理を怠ったことと子どもの監督不行き届きは
罪に問われないらしい。

 地元警察は銃の所有者に警鐘を鳴らす悲劇と指摘。
 「子どもが訪ねてきたら、最初にすることは小火器をしまうことだ」と警告している。
          CNNのサイトより



 訪ねてきたのが子どもでなくても、いや、誰も訪ねてこなくても
「小火器」はしまうべきだと思うのだが。 
 こんな大変な事件を「不幸な事故」として処理して
誰も罪に問われないのだとしたら
今後「不幸な事故」を装った殺人がたくさん起こるかもしれない。
(もう起こっているかも。)

 度重なる銃の事件で、アメリカの銃規制反対ははしょげかえっているかって?
いえいえ、たぶんこう言っているのに違いない。

 「この不幸な事故は4歳の子どもが
 銃の扱い方を知らなかったから起こった悲劇である。
 銃口は人に向けてはいけないなど、銃の知識を十分に持っていれば
 防げたのだ。」と。

 銃問題はどこまでいっても平行線なのだ。

 こんなアリゾナだけど、個人で行う花火は違法なのである。

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by arizonaroom | 2013-06-12 23:31 | ニュース | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2013-06-14 17:16 x
エエエ・・・・
なんで?花火が…
Commented by arizonaroom at 2013-06-14 21:40
花ケーキさん
花火は「危ない」からです。誰かがけがでもしたのがきっかけかもしれませんね。じゃあ、銃は危なくないのかって突っ込みたくなりますが。