健三さん
名前をテロップを見て夫が、いつものように
「彼のファーストネームはなんて読む?」と聞いてきた。
「けんぞうよ。」
「けんぞう?ぞう?エレファント?
何で『三』が『ぞう』なんだ!
ぼくが習った本にはそんな読み方はなかった。
『サン』、『み』だけだった。」
だから~、名前はいろいろあるんだって!
でも、確かになんで三が『ぞう』なんだろう・・・。
名前の場合は当たり前のように「ぞう」と読んでいたけど。
漢字辞典を見たら、やはり読みは「サン、み、み(つ)、みっ(つ)」のみである。
辞書には、掲載されていないけれど
名前には常識的に使われている読み方が
日本にはけっこうある。
私たち日本人はもうすっかり慣れてしまっていいるけれど
外国人にはお手上げな読み方。
苗字にも「十」とかいて「つなし」
(ひとつ、ふたつ・・みっつ・と数えるけど十だけ「つ」を付ける読み方がない。)とか
「小鳥遊」と書いて「たかなし」(鷹がいないから小鳥が楽しく遊べる)というような
まるでとんちのようなものもあるらしい。
今、キラキラネームなるものが流行っていて
物議をかもしているが
その漢字にはない読み方を当てるというのは
日本では昔からあったのである。
日本人ってやっぱり柔軟性があるんだわ~。
などと私が感心している横で夫は
今度は
「一夫」の「イチ」が何故「カズ」なのか
悩んでいるのであった。
by arizonaroom | 2013-08-09 23:31 | 英語&日本語&スクール | Comments(2)
あの番組に知り合いが出ていました。成田でインタビューを受けたみたいです。ヤラセではなかったんですね。日本語上手な外国人は非英語圏の人が多いです。誰も自国の言葉をしゃべってくれませんからね。日本の名前の読みは最近キラキラネームなるものも出現してもっと難しくなりました。