観光地の絵葉書

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 実家に置いてある箱の中から大量の絵葉書が出てきた。

 ほとんどは私が購入したもののようであるが
父が1960年半ばに渡欧した時の物と思われる絵葉書も。
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 なんと大阪万博のガイドブックも。
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 新東京っていつの新東京?
かなり古そう。これを買ったのはたぶん父である。
ちなみに定価は200円。
 
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   父の物を除けば、これらの物は私の小学生~大学生時代のものである。
  なぜ、あちこち行くたびに、こんなに絵葉書を買いあさっていたのだろうと
一瞬思ったが
よく考えてみたら、当時は風景や建物のみを
撮影したりしなかったのだと思い当たった。

  
 それは私がまだ未成年だったというだけではなく
当時、だれもがそんな感じだったのではなかっただろうか。

 撮影ターゲットは観光地でポーズする人物ばかり。
フィルム代も現像代もバカにならなかったし
何より風景を絵葉書のように撮影できるほどの腕前の人は少なかった。

 だから、絵葉書は大切な旅行の思い出の写真だったのである。

 今や誰でも気軽にきれいな写真を撮れる時代。
観光地に行けば、ほとんど人が
スマホでパチパチと撮りまくる。

  確かにオリジナルの写真の方が思い出に残るかもしれないけれど
実物をろくすっぽ見ずに
撮影にいそしむというのは本末転倒である。
 
 きれいな写真は絵葉書に任せて
ただただじっと美しい風景や建物をじっと眺めているという方が
ずっとリッチな思い出になるかもしれない。

 といいつつも、きっと私はこれからも
バチバチと撮りまくるであろう。

 
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by arizonaroom | 2014-02-07 19:30 | 日常&雑感 | Comments(2)

Commented by feliza at 2014-02-12 10:13 x
自宅にストックしてあった絵葉書からシルクロード博、デザイン博等思いっきり処分しました(笑)。なぜこんなの残していたのかしら。というかなぜ買ったのか自分でもよくわかりません。

確かに絵葉書、買わなくなりましたね。昔は気に入った一枚のためにセット買いしたものです。あまりバラ売りがなかったせいもありますが。
デジカメの発達でみな絵葉書並みの写真撮れるようになりましたね。だから風景とるとこれじゃ絵葉書と同じと思うときがあります。その人しか撮れない人間臭い写真を撮りたいのですが、なかなかいい写真、撮れません。
Commented by arizonaroom at 2014-02-12 23:45
felizaさん
私は実家の母にこの箱を見せられた時、まだ処分する決断はできず、かといって家に持ち帰る気にもなれず、
またしまってもらいました。
いらないんですけどね。

絵葉書、本当に買わなくなりましたね。自分への思い出にも、デジカメがあればいらないし、何より旅先から友人たちに送ることもなくなりました。
人間くさい写真・・。難しいですね。
もしかしたら、あまり構図とか考えないでバシャバシャ撮る方が
人間くさい写真が偶然撮れたりするかもしれません。