抗議デモと略奪
確かにこの青年は直前に強奪をしていたのだが
だからといって射殺の言い訳にはならない。
なぜなら警官は、この時にはその事実を知らなかったのだから。
いずれにせよ、まだまだ不明な点も多く
私たちは忍耐強く調査結果を待たなければならない。
アメリカでの根強い差別と偏見、
特定の人種に対する言い知れぬ恐怖からくる過剰防衛など
私たち日本人にはなかなか理解しづらいことではあるので
これ以上知ったかぶりをして論ずるのはひかえようと思う。
でも、これだけは言いたい。
「警察に怒ったデモ隊が略奪」ってなんですか?
抗議のデモはわかる。
でも、それが何で関係ない店へ押し入って強奪という方向へ行ってしまうの?
被害者青年とみられる男に強盗に入られた店も
強奪の対象となったなんてふんだりけったりだ。
この国のデモには強奪がもれなくついてくるらしい。
もちろん、それはこの騒ぎに便乗した一部の人なのだとは思うが。
日本の隣の国でも同じようなことが起こっていたけれど
デモと強奪がけっしてセットにはならない日本に生まれてよかったなと
つくづく思う。
by arizonaroom | 2014-08-17 23:07 | 異文化 | Comments(0)