朝日新聞

 朝日新聞というのは昔からインテリの香りがしていた。
左翼の香りというのだろうか。
アメリカでは忌み嫌われていた左翼も
日本ではインテリの勲章みたいなものだったし。
国のたてつくさまもかっこよかった。
リベラル・知的という言葉がこれほど似合う新聞は他にはなかった。
天声人語は入試も出ると評判だったし。

 その点読売は俗っぽく、国の迎合しているようにみえた。

 証券会社にいた頃私は、自分で日経を取っていて
実家では朝日をとっていた。

 会社では仕事がら読売、毎日、産経、工業新聞など
ほとんどの新聞に目を通していたので
新聞の傾向や社風というのはけっこう肌で感じていたのだった。

 その後会社を辞めた時、日経も止めた。
日経はそれなりに面白かったのだけど
(特に私の履歴書と夕刊が)
殿様商売で他の新聞より購読料が高かったし
なにより広告が入って来ないのが難点だった。

 どの新聞にしようか考えた時
まず毎日は除外。面白くなかったので。
産経も、新聞というより、エンタメ誌のような感じで除外。

 読売か朝日か。
朝日は実家が朝日だったので馴染があったのだが
あの読売の俗っぽい面白さも捨てきれない。

 迷っていた時に読売が勧誘に来て速攻で決めた。

 朝日はうちに読売が入っているのを見てから慌てて飛んできた。
「表札が外国名だったので
勧誘に来ませんでした」とか言い訳してたけど遅いって。
私は景品目当てに3か月毎に新聞変えたりしませんって!

 前置きが長くなったが
何を言いたかったのかというと朝日の没落ぶりについてである。
 今回の騒動を見て、朝日にしなくてよかったとつくづく思う。

 読売も政府におもねっているのかと思っていたけれど
よく1面使って「政府への提言」などと堂々と進言している。

 朝日は反骨精神というより、ただ単に政府に逆らって喜んでいるだけの
おこちゃまだったのか。
 今、記者たちの間からも批判の声が出てきているということなので
これで地に落ちてしまうのではなく
今後の立ち直りに期待したい。
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by arizonaroom | 2014-09-07 23:50 | 日常&雑感 | Comments(0)