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日記を公開するということ

 私が最初にホームページを開設した時
ウェブ日記だけはやめようと思った。
私生活をさらけ出すのが嫌だったのと
たいしてドラマチックでもない生活を人が読んでも
面白くないだろうと思ったからだ。

 しかし、だんだんと既存のホームページだけでは
発展性がないのではないかと思うようになった。
まず、テーマが限定されているので
それ以外の話題は書けないということ。
そして、スペースの容量の問題で
前の内容を消さずに、
永久に更新していくのは無理だということ。

 この問題を解決したのがブログなのであった。

 本当に少し前までは、
このように公の場で自分の文章を公表する日が
来ようとは夢にも思わなかった。
それも自宅のパソコンから気軽に発信できるのだ。

 「気軽に発信できる」ということはかなり危険な事でもある。
一度アップロードしてしまったら、
後でどんなに削除してももう遅いのである。

 私が現在細心の注意を払っている(つもり)なのが
プライバシーの露出(自分以外の人のも含めて)。
著作権に違反していないか。
言葉の使い方は適切か。
間違ったこと、または無責任な事を書いていないか。
あまりにも意見が偏っていないか。
誰かを傷つけていないか、などである。

 これがなかなか難しい。
書いていくうちにだんだん方向が
違ってきてしまう事もしばしばだし、
夜中に書いている時などはろくに推敲もせず、
送信ボタンを押してしまったりする。
また後日、考えが全く変わってしまう事も。
最悪なことに、私は一度書いてしまったものを
もう一度読み返すのは苦手なのである。
 
 ウェブに書いてあることだけで
「その人となり」を判断することは難しい。
私自身についても、ここに書いてあることだけが全てではない。
事実でないことは書いていないが
その日一番のイベントを故意に書いていなかったりもする。

 ブログに対して、どのように有るのが正しいのか
私には未だによく分からない。
まだまだ発展途上の私である。

by arizonaroom | 2006-05-25 23:56 | コンピューター&カメラ | Comments(2)

Commented by miki at 2006-05-27 12:20 x
私が子供の頃は、日記は密かに書いて、机に鍵をかけてしまっておくか、仲のいい友達だけで共有出来る話題を楽しむものでした。
でも、ブロクは誰とでも話題を共有出来るし、意外な意見が聞けたり、連絡をとるきっかけともなり得ます。これからも楽しいブログ、続けてくださいね。
Commented by arizonaroom at 2006-05-27 23:41
mikiさん
そうですよね。日記は誰にも見せないもののはずなのに
今ではたくさんの人がブログを公開しています。
ここからまた新しい文化が始まってくるのでしょうね。
これからもよろしくお願いします。