年号

 昨日のグレイスでのこと。

 常連さんが北海道に旅行に行くのだとパンフレットを見せてくださった。
「行きは新幹線で帰りは飛行機だよ。
30年には札幌まで新幹線が延びるから
それまで待とうかな?」

 え?30年?
このお客さんは70代・・・。

 「ははは、俺生きてないかもね。」

 しかし、ここで私は大きな間違いを犯していたことに気が付いた。
私が思っていたのは2030年だったのだが
実は平成30年のことだった。
2年後だったのだ。

 平成という年号に馴染みがなくなってずいぶん経つ。
何しろ使用するのは役所と病院のみ。
ここで用紙に記入するたびに
「あれ?今何年だったけ?」と迷ってしまう。

 今や西暦が主流である。
しかし昔は違っていた。

たとえば、自分の入学、卒業、就職、結婚などの節目の年は
さすがにどちらもわかるけれど
両親の生まれた年は元号のみで西暦は曖昧。
 
 
昭和天皇御崩御の年は元号しか覚えていない。

 ここでいくつかの大きな事件を思い出してみて
なんとなくわかってきた。
たぶん2000年が境なのかも。

 このあたりから西暦の方が幅を利かせだし
元号と西暦の優先順位が逆転したのだ。

やっぱり日本でしか通用しないし
元号は変わった時に計算が面倒だし
昭和元年も昭和64年も非常に短かったし。


 よく考えてみると日本史は西暦が主流だ。
そもそも元号というのはその時代に生きている人にしかよくわからないのである。
そして日本人にしかわからない。
未来の人もわからない。

 今や時代遅れの感がある元号だけど役所が使う限り、
とりあえずは残っていくのだろうな。


 
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by arizonaroom | 2016-03-22 23:31 | 日常&雑感 | Comments(0)