捕らわれた女
信仰の力で助かったという実話なのだが
実話というところがすごいのであって
実話でなければ、深みがない映画であった。
信仰の力といっても
リックウォーレン著「人生を導く5つの目的」を
犯人に読み聞かせただけである。
しかも、声に出して読んでくれといったのは犯人だ。
もう一つ言うならこの本の彼女の愛読書ではない。
読んでみなさいと渡されたものだ。
彼女は読んだだけ。
この本を読んで変わったのはこの男性だ。
彼の中で何が起こったのか、どういう心理の変化があったのかは
実はわからない。
わかるのは、彼が彼女に外出を許したというだけ。
そして、彼女が警察に連絡するのをわかっていながら
そこに留まっていたという事実。
私もこの本は何年も前に読んだ。
リックウォーレンはオバマ大統領就任式の時に祈りを捧げた牧師である。
映画の終わりに本人が出て、それぞれのその後も明かされていたところが
一番よかったかも。
by arizonaroom | 2017-02-02 22:43 | 映画&TV&本 | Comments(4)
今となってはどの箇所を犯人に読み上げたのかも覚えていないのですが、当時は感動した記憶があります。
その後の話が気になります。どうなったんですか??
犯人は投降して終身刑。女性は再婚して幸せになったとか。
この女性はオプラショーに出演した時にリック・ウォーレンに会いました。彼女も覚せい剤中毒になった過去がありましたが、それに関連する奉仕活動か何かを始めたような気がします。あまり気合を入れて見ていなかったので、詳しくは覚えていません。
それ以降この二人の接点は特にないということなんですね。
結局、彼の心の中の動きは欲掴めませんでした。