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被曝

  私たちは、東日本震災で原子力発電の恐さを
まざまざと見せられ、
その後の後始末もなかなかはかどらないことも知っている。

 そして今回の研究所での被曝。

 これだけ危険なものなのに
さまざまな理由から
なかなか全廃には至らないようで。

 電力の供給不足に伴う混乱、代替エネルギーが地球を汚す、
コストパフォーマンスの良さ、、経済の停滞とか、
生活を昔に戻せないなど
いろいろ理由があるのはわかる。

 それらの理由が被曝のリスク、はたまた人類滅亡のリスクより
上回ってしまうのが現代なのだろうか。

 作業員一人から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出された、
1年間に1・2シーベルト、50年で12シーベルトの内部被曝をする値で、
過去にこれほどの内部被曝をした例は、国内ではないと発表しながら
「急性の放射線障害が出るほどではない」と締めくくっている。
  
 このコントラストって何?
こんな恐いことを発表しながら、でも大丈夫と安心させている?

 私たちも、もう少ししっかり目を開いていかなければいけないと思う。

by arizonaroom | 2017-06-07 23:27 | ニュース | Comments(0)