邦題

 ハリウッド映画「Hidden Figures」がまもなく日本で公開される。
実は私は邦訳の無い物をもう見ていて、ここにもレビューを書いた。

 その邦題が今、中身と違うと問題になって変更されたようである。
その問題のタイトルは「ドリーム・私たちのアポロ計画」。

 でも主人公たちが携わったのはアポロ計画ではなく
マーキュリー計画だったのである。

 原題の「Hidden Figures」というのは隠された数字、人物という意味で
二重の意味が込められている。

 それを日本人にもわかりやすいようにアポロに代えたのだろう。

 確かに最近の様がのタイトルに多いように
カタカナにしただけだと何の映画かよくわからないけれど
アポロ計画とくれば、日本人にも内容がつかみやすい。

 今回はちょっと親切にしすぎちゃったのかなという感じであるが
そもそもアメリカの映画のタイトルは人物の名前だったり
場所だったりして
タイトルだけでは何の映画か想像できないことが多い。

 昔はそれを「旅情」などのように美しい邦題に仕立て上げ
その後はカタカナに変換したものが続出、
そしてまたこういった原題とは違ったオリジナルの邦題が多くなったような気がする。
(一時、幸せのなんとか、というのが多いのには辟易したが。)

 邦題のよさは、オリジナルより内容に沿っていてしかも美しいということ、
欠点は、オリジナルのタイトルがわからず、
外国人と分かり合おうとしても
何の映画かさっぱりわからなかったりすることであろうか。


  ちなみに今回は「ドリーム」となったようだ。
ドリーム・・・。
何の映画かさっぱりわからない、ちょっとありがちな、安っぽいタイトルである。
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by arizonaroom | 2017-06-09 23:07 | 映画&TV&本 | Comments(0)