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ケータイ中毒と副作用

 昨日のニュースで「ケータイ中毒」の特集をやっていた。
ケータイを忘れると落ち着かないのは序の口で
重症の人は、トイレに行くのにも手放せず、
圏外にいると落ち着かないどころか
そこが圏外であるということを体で感じることができ、
着信音がなる前に電話が来ることを察知し
着信音の幻聴もあるのだという。

 ケータイを忘れるとショックではあるが
私はここまでひどくはない。よかった。

 ケータイが贅沢品だったのはほんの十数年前。
(若者には遥か彼方の遠い昔ではあるが。)
当時は、まさかほとんど家にいる主婦まで
普通に持つようになるとは夢にも思わなかった。

 ケータイは本当に便利である。
本人以外出ることはなく、
また、かけた相手が事前にわかっているので
挨拶する必要もない。
家電なら9時が限度であろうが
親しい友人なら夜中でも平気。
(私はしないが。)

 メールはもっと楽である。
思いついた時に気軽に送れるし。
そのせいで私は「家電億劫症」に陥ってしまった。

 誰が出るかわからない家族共有の電話に
多少構えて電話し、
まず自分を名乗った上で挨拶、そして相手を呼んでもらう、
このプロセスがたまらなく面倒になってしまったのである。

 長年家の電話に親しんできた(?)
私でさえそうなのだから
10代の若者はもっとであろう。
もしかしたら彼らは礼儀を学ぶもっとも大切な場所を
失ってしまったのかもしれない。

 ともあれ、ケータイは私にとっては移動オフィスである。
英会話の生徒たちとの連絡はほとんどここなので
安心して外出もできるのだ。
だから片時も手放せなくても
それは中毒ではない、と言い訳もできる。
ケータイでサイトなどは絶対見ないし。

 しかし、パソコンとなると話は別だ。
こちらは、やっぱり立派な中毒だよな~。

 2日間連続して出た「警告」は今日はなぜか出なかった。
でも油断は禁物。
現在は万が一壊れた時の対策で
頭がいっぱいの私である。

by arizonaroom | 2007-03-07 23:35 | 日常&雑感 | Comments(0)