マヨネーズの瓶と2杯のコーヒー
ステイ先のホストからもらったEメールより。
あなたが毎日雑事に追われていて、
「1日がたったの24時間ではとてもじゃないが足りない!」
と思った時、
ぜひ、この「マヨネーズの瓶と2杯のコーヒーの話」
を思い出してほしい。
(注:アメリカではマヨネーズは大きな瓶に入っていることが多い。
約1リットルくらい?)
哲学の教授が手に何かをぶら下げ
クラスルームにやって来た。
そして授業が始まると、
おもむろに空のマヨネーズの瓶を取り出し、
中にゴルフボールを詰められるだけ詰め始める・・・・。
「もうこの中はいっぱいかね?」と聞く教授に
「はい、いっぱいです。」と答える学生たち。
と、なにやら教授が取り出したのは小石である。
「もういっぱいです。」と学生が答えたその瓶の中に
小石をジャラジャラと入れ、瓶を軽く振り始めたら
小石はボールとボールの間にちょうど
よい具合に収まってしまった。
再び教授は学生たちに聞く。
「この瓶の中はいっぱいかね?」
「はい、いっぱいです。」と再び答える学生たち。
次に教授が取り出したのは砂であった。
そして先ほどと同じように砂を瓶の中に入れ始めた。
もちろん砂はすべて瓶の中に納まった。
また教授は聞く。「この中はいっぱいかね?」
「はい、いっぱいです。」
と、またもや満場一致で答える学生たち。
さて、最後にテーブルの下から
教授が取り出したのは2杯のコーヒーである。
コーヒーは砂の隙間をうまく埋めながら
瓶の中にきれいに納まっていく。
「やられた!」と
学生たちは思わず笑い出してしまった。
「さて、」とひとしきり笑いの渦が納まった後、
教授が説明を始めた。
「この瓶は君たちの人生だ。
ゴルフボールは君たちの大切なもの
ー家族、子どもたち、健康、友人や趣味、情熱をかけるものー
もし、他の物が無くなり、これしか残らなかったとしても
瓶の中はまだいっぱいだ。
小石は他の物ー仕事とか、家とか車とかといった類で
砂はもっと些細な物だ。
もし、君たちが砂を最初に瓶の中に入れたら
ゴルフボールはおろか、小石さえ入らなくなってしまう。
人生もそうだ。
もし君たちがつまらないことに
時間とエネルギーをかけていたら
大切な物が入る余地がなくなってしまうんだよ。
君たちの人生で最も大切な物に注意を払いなさい。
自分の子どもたちと遊びなさい。
(ETSUKOの突っ込み:おいおい、相手はまだ学生じゃん。)
健康診断を怠ってはならない。
奥さんを外食に連れて行ってあげなさい。
(突っ込み:さすがアメリカ的発想だなあ。)
次の半ホールを回りなさい。
家の掃除とか修理とか、
そんな時間はいくらでも取れる。
まず、ゴルフボールー一番大切なものー
をきちんとしなさい。
常に優先順位を考えなさい。残りは単なる砂だ。」
ここで、一人の学生が手を挙げて質問した。
「先生、2杯のコーヒーは何を意味しているのですか?」
教授はにっこり笑って答えた。
「いい質問だ。」
「2杯のコーヒー。それは君がどんなに多忙であっても
友人たちとコーヒーを飲む時間はあるだろうということだよ。」
このストーリーをぜひ、あなたの大切な人に
伝えてください。
(と、ここまで書いてあった。)
今日夫が自家製天然酵母で作ったパン
by arizonaroom | 2007-03-31 21:30 | 異文化 | Comments(6)
大切なものから優先して入れれば入るのに、雑事から入れると入らない。優先して入れるべき大切なものは何か、その見極めが大事ですね。
最後のコーヒー2杯が、ホッとします。
この話のすごいところは大切なことを優先すると
些細なこともちゃんと隙間に入り込んでくれる
というところでしょうか。
「忙しくて出来ない。」というのは
言い訳にはならないんだなあと
思わされました。
大切なものの見極め、そうですよね。
私は最近パソコンの前にいることが多く
それで他のことができなくなったりします。
反省しなくちゃ。
最後のコーヒー2杯は
どんない忙しくても、人との交わりは大切に、
そして余裕を持たなきゃだめ
ということですよね。
何事も考え方次第なんだな~と思いました。
とてもいい話ありがとうございます!元気になった!(気がする)
エツコさんの話は時にものすごく深い!
今月末に市内に引っ越します~!
お金の余裕ができたらレッスンお願いします~!!
ワクワク((o(゜▽゜○)(○゜▽゜)o))ドキドキ
え~また戻ってくるの?
それはそれは。で、どうして?
なんて深く突っ込むのはよそう。
今月半ばに来るといいことがあるんだけどなあ・・。
16日の月曜日の午前中
時間が空いていたらぜひグレイスへ来てね。