アメリカ入国

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 今回のビザ免除の入国カード
 後で気がついたのだが入国年がなんと2006年。
 もう最初から不法滞在だ・・。
 でも途中でカナダに行くために出入国したのだが
 全然お咎めなし。帰国の際もそう。
 スキャンするので印は全然見ていないらしい。


 シカゴからの入国は今回が初めてである。
私はビザが無いので
本来なら外国人用に並ばなくてはいけないのだが
アメリカは家族単位で入国審査を受けるため
アメリカ人の夫と一緒に
アメリカ市民及びビザ所有者の列に並ぶのである。

 アメリカの学校はもう夏休みなので学生も旅をしているせいか
かなりの混雑ぶりである。
ブースまでは、列が乱れないようにロープが張られており
人々はぐるぐるととぐろを巻きながら進んでいく。
アメリカ市民なのか、それともグリーンカード保持者なのか
けっこうアジア系の人も多い。

 と、注意深くみるとアジア系の女性たちは進むのが早い。
ロープで張られ横入りは出来ないようになっているとはいっても
横には2~3人ほどが並列しており
家族や友人単位が塊りながら動いていくのだが
なぜか後ろの方にいた彼女たちが
いつのまにか前にいたりするのである。
別に人々を押しのけているのではない。

 秘訣はコーナーである。
角に来て曲がる時、内側からさりげなく、しかしすばやく、
実に要領よく鮮やかに周囲を追い越していくのだ。
スキー場でリフトを待つ時のテクニックとちょっと似たアレ。

 しかし彼女たちは誰からも非難されたりはしない。
なぜか。
それは人ごみで揉まれることを知らない大いなる田舎の人、
アメリカ人たちは自分の周囲で何が起こっているのか
全く気がついていないからである。

 しかし、東京の雑踏の中で長年揉まれてきたわが夫は
私より先にこのトリックに気がついてしまった。
やはり人はたとえ出生はどこにあろうと
現在住んでいる環境に影響されるものとみえる。

 別に先着順で何かをもらえるわけでもなく
いずれは誰もがここを通過できる。
多少ズルをしたとしてもほんの数十分の違いである。
余計なことに神経を使わず
(気がつかないというのはそういうこと。)
おしゃべりしながらのんびりと待っている方が
実は幸せなのかもしれないなと
東京生まれの私はちょっと反省したのであった。
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by arizonaroom | 2007-07-11 23:01 | | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2007-07-13 17:05 x
実に面白いですね。のんびりしたアメリカ人。私もいつも効率ばかり考えるので、羨ましいです。
Commented by arizonaroom at 2007-07-13 18:06
花ケーキさん
東京に住んでいる外国人も
だんだん日本人化してきます。
うちの夫も電車を見たら走るようになりましたもの。