ヒッチコックアワー

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 前にも触れたがシネフィルイマジカというチャンネルは
時々おもしろい映画やドラマを放映している。
この1960年初頭の白黒のテレビ番組
「ヒッチコクアワー」もそうである。

 ヒッチコック自身が冒頭と終わりにナレーションをしているのだが
愛想の悪い顔で、けっして滑らかとはいえない、
ゴツゴツとした英語を話す様子は
番組とマッチしていて、なんともいえない味を出している。

 でも、内容はやっぱり時代遅れの感は否めない。
奇抜な発想で始まるのだが、
終わりはちょっと・・・・という感じなのだ。
(でもけっこう途中で寝てしまっている私。
 母国語でない言語は
 時々BGMになってしてしまうのよねえ。)

 興味深いのはこの当時のドラマの不自然さ。
朝起き掛けのシーンでも
女優はしっかりメーク、
家でもドレスに美容院行ったばかりのヘアスタイル。
もしかしたらこの時代の中流以上の女性はみんなこんな風?
現代のアメリカ女性からは想像できないほど
優雅でたおやか、夫をたてる専業主婦ばかり。

 そしてタバコ。医者が公共の場でぷかぷか。
主婦たちもプカプカ。
5分ごとに誰かがたばこを吸っている。
当時ではごく普通だったのだろうけど
今のアメリカと比べて隔世の感がある。

 夫は夫でまた別の楽しみ方をしていた。
「この俳優は後に有名になった。」
「彼は**の父親で・・・・」
とか。

 昔のテレビ番組も時々見てみると
ストーリー以外の部分で楽しめる。
それは日常生活からかけ離れた映画より
面白いような気がする。

 今度は60年~70年代の日本のドラマでも
見てみようかな。
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by arizonaroom | 2007-09-12 21:29 | 映画&TV&本 | Comments(6)

Commented by sira at 2007-09-13 02:13 x
ヒッチコックの番組は、子供の頃に夏休みテレビでやっていて、楽しみに見ていた記憶があります(もちろん日本語で)。全く違いますが、ウルトラQも大好きでした。昔のものはちゃちな作りでも、熱意みたいなものが伝わってきておもしろいと思います。
テレビドラマは、色んな意味で時代を反映して楽しめそうですね。
Commented by arizonaroom at 2007-09-13 19:32
siraさん
おお~ずいぶん幼少の頃から渋い趣味だったんですね~。
昔のテレビドラマを見るのは面白いのだけれど
なぜか筋よりも小道具の方に集中してしまいます。

ウルトラQはウルトラマンの前身ですか?
siraさんはまだ生れていなかったのでは・・・
Commented by sira at 2007-09-13 21:23 x
まだ生まれてませんでしたね~(ぎりぎり)。ウルトラQにウルトラマンはでてきませんが、カネゴンなどの怪獣がでてきて、怪獣人気が次に作られるウルトラマンにつながっていきます。もちろん再放送で見ましたが、その頃からもう既にちゃちな感じで、つっこみどころ満載でした。
Commented by arizonaroom at 2007-09-13 21:27
siraさん
そういえば円谷プロの身売り話が最近のニュースにありませんでしたっけ?
ウルトラQはウルトラマンの原点ですね。
もしかしたらケーブルで見られるかな?
Commented by sira at 2007-09-14 00:28 x
そうなんです。びっくりです。でもないか。厳しい世の中ですね。
まあでも新しい会社の傘下で引き続き作品は作られ、10月から「ウルトラセブンX」が始まるそうですが、世の中のニーズはウルトラQだ!!と思うのは私だけですか。。
Commented by arizonaroom at 2007-09-14 08:57
siraさん
ウルトラマンシリーズは
初期のセブンあたりで止めておけばよかったにと
私は思います。
兄弟が多くなりすぎウルトラの母や父まで登場、
小学生の雑誌には
兄弟の能力対決なんてチャートが
掲載されていたりして。
(確か帰ってきたウルトラマンが総合最下位で泣いていて兄弟に慰められていた。
20年前くらいのことかも。
なんとつまらないことで記憶力のよい私。)
もちろん、ずっと見てはいないので
私の見解は間違っているかもしれませんが。
確かにヒーローが最後の10分でひとりで
解決してしまう単純明快なものより
Qのように人間たちが必死に解決方法を
考えるものの方が
大人には面白いと思います。