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世界最大がっかり

 ちょっと古い記事であるが
昨年8月に英国のヴァージン・トラベル保険が
同国人を対象に行った
「どこが一番がっかりしたか」調査結果について。

 1位 エッフェル塔
 2位 ルーブル美術館の「モナリザ」
 3位 タイムズ・スクエア 
 4位 ランブラス通り(バルセロナ)
 5位 自由の女神像
6位 スペイン階段(ローマ)
 7位 ホワイトハウス
 8位 ピラミッド群
 9位 ブランデンブルグ門
 10位 ピサの斜塔
        
 1位と2位がフランスなのがいかにもイギリスらしい。
でもなんだかんだ言ってやっぱりフランスには行くのね~。
まあ近いけど。 
確かにフランスには
「エッフェル搭から眺めるパリが一番美しい。
なぜならエッフェル塔が見えないから」というジョークがあるが。
モナリザも周りの絵よりずっと小さいしね。

 ランブラス通りではみなスリにあってしまったのかな?
私にとっても単なる雑踏でしかなかったけど。

 ピサの斜塔も曲がっていなかったら単なる普通の塔である。
町も普通の町だし。
登ってみて柵がないのには、びっくりしたなあ。

 これを見て思うのはヨーロッパとアメリカばかり。
いくら「がっかり」だとはいえ、アジアがないのはちょっと寂しい。
観光に訪れていないのか、それとも最初から期待していないのか。

 
 ところで私のがっかりはというと
思いついた順なので番付はできない。
がっかりすぎて忘れたのもあるから。

 ブリュッセルの小便小僧。
   なんでもないところにちっちゃくあるだけ。
   見たとたん「えっ?」と絶句。
 
 ライン川のローレライ岩
  ナジカは知らねーどの歌とともに「はい、これがローレライです。」って言われたって
  単なる岩じゃん。


 横浜のランドマークタワー
   高い料金払って上まで登ってもたいしたことない。
   新宿の都庁はタダなのに。
   
 札幌の時計台。
   小便小僧とローレライと同じ感想。

 山口の錦帯橋
   これも。

 シンガポールのマーライオン
   これも同じ。
   でも一緒に行った友人は大感激して
   毎朝ホテルの窓からマーライオンに挨拶していた。
    (大きなアジアのミーティングでホテルに缶詰めだった。)

 
 どことは言わないが、日本の有名な観光地を
写真のイメージで行ってみたら、
その一角だけが取り残されたように風情があるだけで、
周りは車がびゅんびゅん。
まるでテーマパーク遊園地だ。
でも仕方がないか。
みんな便利に暮らしたいよね。

 この記事につられてがっかりの場所ばかりを書いてしまったが
本当は大発見や感激の方が多い。
だから旅は止められない。

by arizonaroom | 2008-01-12 23:56 | | Comments(5)

Commented by ichiro at 2008-01-14 09:12 x
第五位に自由の女神…。分かるような気がします。

あんなに寒い中、チケットを取ってたにもかかわらず、港で三時間待たされて(しかもその間に遠目で自由の女神見えてます。)、島についても思っていたよりも女神が小さいことに驚き、寒いので、写真撮って走って帰りました(笑)
Commented by arizonaroom at 2008-01-14 14:08
ichiroくん
銅像の類はそんなものが多いですね。
写真の威力は大きいです。
でも、「とりあえず見てきた」という体験が大切なのかも。
Commented by palette at 2008-01-14 16:43 x
札幌の時計台・・・周りの建物に埋もれるように建ってましたねー、確かに!そして、マーライオンは、周囲の興奮についていけなくて、「良さがわからない」という感じでした。アリバイづくりのように、ついつい写真を撮ってしまいますけど、旅の醍醐味はもっと別のところにあるのかもしれませんね。
Commented by arizonaroom at 2008-01-14 19:45
paletteさん
アリバイ作り。言えてますね。
観光地に行くのは
ガイドブックに載っていた風景や物が
そこにあることを確認しに行っているんじゃないかと
時々自虐的に思ったりします。
Commented at 2008-01-16 10:33 x
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