旅の定義

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早朝のツーソン

 私の「旅」の定義は「非日常である。
実生活のわずらわしさ・ストレスから解き放たれ
自分が存在していない未知の世界に自分を置く。

 新しい発見、カルチャーショック、通じない言葉、知らない町。
旅は常に私を活性化させ、
新しいつながりと生きている喜びを与えてくれ
そして休暇の後はまた仕事をがんばろうと思えるエネルギーを与えてくれたのだった。

 そういう意味では私にとってのアメリカ行きは「旅」ではない。
毎年会う夫の家族と友人たち。
なじみの店やレストランはたくさんあり
知り合いは、人間はもちろん犬猫も含め毎年増え続けていく。

 空港に降り立てばそこは既知の場所。
聞こえてくる言葉は毎日耳にする英語であり
テレビの画面は自宅でも見ているCNNでありFOXでもある。
買う物も当地の名産ではなく
日本には売られていないか、売られていても高い日常品だ。
これが旅であるはずはない。

 では何なのかと聞かれれば
渡米は私の「第2の日常への旅」と答えるしかない。
たとえ住んだことがなくてもアリゾナは間違いなく私の第2の故郷である。

 もうひとつ「旅」ではない理由は
私が旅の間中、日本をも持ち歩いているということだ。
一昔前まではネットがなかったし
電話も高かったので
日本に帰ればいつも浦島太郎状態だった。

 今はどうだろう。
ネットで日本の様子は常にわかるし
携帯もつながる。
自分のブログすら更新できる。
つまり日本の日常も引きずっているのである。
これでは日常から解き放たれる暇がないではないか。

 そういう意味で私は
時々独身時代の非日常への旅がむしょうに恋しくなるのである。
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by arizonaroom | 2008-11-23 14:15 | | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2008-11-23 20:39 x
写真・・美しいですね。非日常・・・この言葉自体が素敵ですね。
Commented by arizonaroom at 2008-11-23 23:42
花ケーキさん
ありがとうございます。
風景自体が美しいので誰でも撮れる写真です。
でもまだ新しいデジカメでサンセットモードなどいろいろあって
全然使いこなせていません。
旅は非日常でいきたいのですが
こうやって旅先でもパソコンをいじっているようでは
だめですね。
しっかり日常を引きずっています。