ドギーバッグ?

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  JUST ENOUGH
   量で勝負のアメリカのレストランではあるが
  最近は少量を売りもののしているお店も


 レストランで残り物を詰めてもらうというのはご法度だった日本でも
食べ物を大切にするという観点から
「ドギーバッグ」制度を取り入れようという動きがあるということを
先月のニュースで見た。
 
 確かにアメリカでは持ち帰りはごく普通のことである。
こちらから言わなくても、お皿に食べ物が残っていれば
ウェイターは必ず「箱をお持ちしますか?」と聞いてくる。

 でもこの記事を読んで「ん?」と思ったことが。
それは「ドギーバッグ」ということばだ。

 日本の新聞の記事にもネットのヤフージャバンにも
「その昔、恥ずかしいから犬が食べるということにて袋をもらったことから
残りものを積める袋のことをドギーバッグという。」とあった。

 確かに私も昔どこかでそう習った覚えがあり
知識としては知っていた。
でも、でも
 
 アメリカのレストランでこの言葉を一度として聞いたことはない!のだ。

 レストランの客もウエイター側も「box」と言っている。

 ということで早速リサーチ。
 今回の滞在中、いろいろな人に聞いてみた。
若い人たちは
「そういう言葉があるのは知っているけど
でも今ではもう誰も使っている人はいないわ。」とのこと。
ウェイトレスの仕事をしている人もそう言っていた。

 「ドギーバッグ?なんだか変だよね。」と皆口ぐちに言う。

 そう、アメリカではもう死語である。
もしレストランに行って
「ドギーバッグください。」と聞いたらたぶん通じるだろうが
怪訝な顔をされてしまうかもしれないのだ。
日本のニュースを鵜呑みにしてはいけない。

 でもこれだけでは情報を発信するには不十分なのでヤフーで検索してみた。

 まずヤフージャパン。
出てくるのはみな、残り物バッグとしての説明ばかり。
お!歌手もいる。

 次にヤフーアメリカのサイトで「Doggy Bagをググる。
こちらにはドギーバッグを売っているショップのサイトが出てきた。

 そうか企業用語としてはまだあるのか・・・

と思ってサイトを見てみると
ワンちゃんの絵が!
 「これは単なるバッグではない。道具だ。」
 「簡単で便利!」

 な、なんと犬の糞を始末するバッグなのだった!

 ちなみに残ったワインを入れるワイン用ドギーバッグというのもあったから
あながち全く使われていないということではないようではあるが・・・

 みなさんアメリカのレストランに行くときはくれぐれもご注意を。
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by arizonaroom | 2008-12-12 23:01 | 英語&日本語&スクール | Comments(4)

Commented by ぱれっと at 2008-12-13 09:02 x
イタリアンレストランで、残ったピザを包んでもらった事があります。インド人のカレー屋さんでも、大きなナンを残して、包んでもらった。でも、「衛生上の観点から」お持ち帰りはご遠慮下さい、というお店も日本ではたくさんありますね。犬にやるとか言わなくても、とにかく持ち帰るのはいい習慣だと思うのですけどね。
ドギーバッグ、って、私、知りませんでした。意味を知ったら、ちょっと食欲は失せそうですね^^
Commented by arizonaroom at 2008-12-13 10:27
ぱれっとさん
日本は湿度が高いから食中毒の危険も高いのだと思います。
後は味も質も落ちて
お店の看板に傷がつくのを恐れているのでしょう。

 糞処理の意味としてのドギーバッグは
まだそれほどアメリカでも定着していないかもしれません。
夫に私の発見を見せたら「へえ~」と驚いていましたから。
Commented by 花ケーキ at 2008-12-13 17:48 x
ドギーバック・・アメリカではほとんど使われていないとは知らなかったです。イヤアア何だか不思議ですよね。日本では定着しそうな気配ですし。誰かテレビで新しい言葉でも発表しないかな。そうしないとまたまた外国では使えない和製英語が増えてしまいますね。
Commented by arizonaroom at 2008-12-13 19:48
花ケーキさん
もともとあちらで使われていた言葉なので
和製英語ではないのですが、もう古すぎる表現なんですね~。
コメンテーターだか何だかしりませんが
あまり訳知り顔に解説してほしくないです。