2007年 11月 09日 ( 2 )

機内のオンデマンド

 古い話で恐縮であるが、今日飛行機の話をしていて突然思い出した。
飛行機内のそれぞれの座席についているモニターのことである。

 一昔以上前にKLMオランダ航空で初めてこのモニタを見た時には
えらく感激した。
NHKテレビや映画などたくさんの番組があり、
選択の幅が非常に多い。
隣の乗客(一人旅だったので隣は赤の他人)の見ているものを
盗み見しながら、あちらこちらに目移りしている私であった。

 しかし、このモニタには重大な欠点がある。
映画が始まる時間がわからないのである。
一応「40分後に始まります」という表示は出るが
それを逃さないように気をつけているのがけっこう大変。

 そのモニタが大進化を遂げた。
この10月にマレーシアに行った際に乗った
マレーシア航空はなんとオンデマンドだったのだ!

 最初はこのリモコンの操作がわからずに四苦八苦した。
そもそも座席の横から取り出すところからして大苦戦。
このリモコンはまるでテレビゲームのリモコンそのものである。
映画も好きな時に好きな場所から見ることができる。

映画や音楽やマップだけではない、
なんとゲームまであるのだ。
私は久しぶりにテトリスに挑戦して、もうずっぽりとはまってしまった。

 これはぜひすべての飛行機に取り付けてもらいたいものである。
でも今はやっぱり個人主義の時代なんだなあとつくづく思う。
昔のように、こちらの事情に関係なく
いきなり前のスクリーンに映画が上映されて
みんなでいっせいに笑ったり泣いたりし、
終わったらとたんにトイレが満室になったあの時代も
ちょっとだけ懐かしい。

(まだまだこの手の飛行機もあるらしいが。)
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by arizonaroom | 2007-11-09 23:39 | | Comments(0)

GOAL!

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前に書いたように、私はVISA問題に敏感である。
したがってアメリカで不法滞在していた主人公が
イギリスに渡るために、いったんメキシコに戻って
パスポートを取得する場面では
「10年も住んでいなかったのにどうやって
自国のパスポートを取得できるんじゃい!」と
もうその時点でこの映画に躓いてしまった。
(でもメキシコならできるのかも・・・。)

 そしてイギリスのイミグレーションで滞在の目的を聞かれ
「ニューカッスル・ユナイテッドの入団試験を受けるんです。」と答える場面。
「あ、それは自分の地元だ。」とこれもあっさり受理。
イギリスってけっこう入国審査厳しいよね~。
(あ、これもサッカーだとありなのかな?)


 ともあれ、これは現代のおとぎ話、サッカーのシンデレラストーリーなのである。
主人公はちょっとだけ挫折するが
本当にちょっと。
ラッキーな偶然が重なって、あっという間に立ち直ってしまう。
2時間の映画の中のたったの10分だから
主人公に感情移入しすぎて
試練を見るのがつらいという人も
この映画なら楽に見られること請け合いである。


 日本のスポコンまんがやドラマには
必ず信じられないくらいの意地悪な人が登場する。
まじめで正義感のある主人公と、悪魔のようなライバルたち。
このはっきりした善と悪の対立は魔球と同じくらい必須。
(いつの間にかライバルも人間的に成長しちゃっている「エースをねらえ」は例外。)

 しかし、この映画の登場人物に悪役はいない。
主人公がイギリスに渡った後、鳴り物入りで入団した
選手がその役を担うのかと思ったら、けっこういい人だったり、
また意地悪な先輩ともいつの間にか仲良くなったりと
これはサッカー選手に悪い人はいないとのアピールなのか。
ちなみにベッカムもジダンもとってもフレンドリーな様子で登場する。

 つべこべ述べてしまったが
非常に見やすい映画なのでお勧め。
シリーズものなので、この続編もちょっと楽しみである。
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by arizonaroom | 2007-11-09 00:02 | 映画&TV&本 | Comments(0)