2009年 04月 12日 ( 1 )

アメリカ大統領はお辞儀をしてはいけない

 今朝の読売新聞に仰天するような記事があった。

 今月初めにロンドンで開かれた金融サミットの場で
オバマ大統領がサウジアラビアの国王の前で見せた
深くお辞儀をするようなしぐさをめぐって米国内の保守派勢力が
「米国の権威を損なう」として猛反発しているというのだ。

 実は米国大統領は外交儀典上、
外国元首にお辞儀をしてはならないと定められていて
ワシントンポスト紙は社説で
「国王の支配下にある者が行うような振舞いで
前代未聞だ。」と痛烈に批判している。

 これを読んで驚かない日本人がいるだろうか。

 「なんたる傲慢!なんたる不遜!
自分たちをいったい何様だと思っているのか。
別に部下になったのではない、社交辞令ではないか。
郷に入れば郷に従えということわざを知らないのか。」と。

 そもそもアメリカ人は共産主義も嫌いだけど権威主義も大っきらいだ。
陪審員制度があるのもそのせいだ。

 でも世界にはそれぞれ違うルールがあり違う常識がある。
それをよく知っているのは日本人。
日本人は日本の常識は世界の非常識だと思い込んでいるから
外国に行けばどこまでも低姿勢。
「スパゲティーはズルズル音を立てて食べるのはやめよう。」とか
「人にぶつかったらエクスキューズミーと言おう」とか
実に涙ぐましい努力をする。
その一方で土足で部屋に入りこんじゃった来日中の外国人には
「習慣違うから仕方ないよね。」と実に寛容である。

 おい、アメリカ!少しは見習えよ!

 あー話が逸れてしまった。
一般庶民の問題ではなくて一国のトップの問題だった。

 自国のせいでこんなに世界がひっくり返っていても
国の権威を損なうお辞儀はしないというアメリカ。
「ミサイルを飛ばしたどこかの国のエライ人とどう違うの?」と
ついつい思ってしまうのは私だけだろうか。
こうやって見ているとやはり日本の外交姿勢は間違っているとしかいいようがない。

 控え目、謙遜、沈黙は金、強い男は言い訳はしない。
男は黙ってサッポロビール。(古くてスミマセン)
こんな日本の美徳は
世界のつわものに通用するわけない。

 麻生さん、しっかりしてね!

 ちなみにイギリスの女王陛下にもお辞儀をしなかったオバマ大統領。
ギブス報道官はサウジの国王はオバマより背が低かったので
握手した時にお辞儀をしたように見えただけと反論している。
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by arizonaroom | 2009-04-12 22:49 | ニュース | Comments(2)