2009年 04月 14日 ( 1 )

肥満と人種

 昨日、「アメリカの4歳児の5人に1人が肥満」という
恐ろしいニュースがあった。

 まあ、あの炭酸水飲み放題、お菓子食べ放題、ケーキ食べ放題。
子どもの食べ物の好き嫌いを「個性」と履き違えている親たちの存在、と
これは起こるべくして起こっていることだよな~と部外者は思うわけであるが
このニュースにはもうひとつ注目すべき事実が。

 人種別の肥満割合も出ていたのだ。
先住民系の31・2%、中南米系の22%、黒人の20・8%、白人の15・9%、アジア系の12・8%。

 もう一度念を押して言うが
この数字は大人の肥満ではない、4歳児である。
この年齢ですでに違いがくっきり出ているのである。

 アメリカ人の中には
「アジア人は太らない体質だ。」と勘違いしている人がいる。
確かにアメリカ国内ではアジア系で太っている人はそうはいない。
でも肥満度NO1の先住民だってアジア系である。

 以前日本の健康番組で見たのだが
実は白人よりアジア人の方が太りやすいのだそうだ。
何百年もの間、粗食に耐えていたため、
アジア系の体は食べ物を効率よく吸収できるようになっている。
つまり余分に食べればそれはたちまち脂肪となってしまうのだ。
ということは、日本人がアメリカ白人とまったく同じ食生活をしていたら
たちまち糖尿病になってしまうということになる。

 白人より太りやすい先住民、黒人の肥満率が高いのはそのためである。

 興味深いのはアメリカからメキシコにまたがって住んでいる先住民がいて
2人に1人が糖尿病のアメリカ住民に対して
メキシコに住む方にはまったく肥満がいないのだ。
遺伝子は全く同じだから、これは食習慣の差である。

 
 この統計でアジア系の肥満率が低いのは
彼らの食生活がまだまだアメリカナイズされていないということなのだと思う。

 ジャンクフードばかり食べている貧しい人に肥満が多いというのも
悲しいことである。

 私たち日本人もあまり食生活を欧米化せず日本古来の食習慣を大切にしたいものである。
でも塩分は控えめに~)
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by arizonaroom | 2009-04-14 23:32 | 異文化 | Comments(2)