2017年 04月 12日 ( 1 )

ユナイテッド

 今回のユナイテッドの事件にはあきれるばかりである。
チケット代を払って乗っている乗客を引きずり下ろすなんて信じられない。

 それにしても不思議なのは
日本のニュース番組によると
国内線なのに
期間限定とはいえ1000ドルのチケットクーポンという破格のオファーが出たのにも関わらず
誰もそれに応じなかったということだ。

 1000ドルよ、1000ドル。
もし私が乗っていて翌日なんのスケジュールもなかったら
さっさとお金もらって降りちゃうわ。
だって数百ドルのチケット代しか払っていないのに
800ドルよ、10万円よ!

 実は私も10年くらい前に
「あなたは乗れません」と宣告を受けたことがあった。
アメリカの国内線での出来事である。
理由はオーバーブッキングではなく
雪で天候不良のため
50人定員のうち10人減らしたいとのことだった。
 
 見返りは250ドルのチケットクーポンと翌日のファーストクラス、
ホテル1泊、ホテル、空港で使用できる3食分の食事券。
親族訪問の旅でイベントがあるわけでもなく
1日くらい遅れても支障はなかったので
ま、いいかと応じたのだった。
 (応じたも何も、選択肢はなかったけれど)

 この翌日も同じような状況だったのか
翌日変更者の募集アナウンスを機内でして
数人の乗客が即応じて
さっさと降りていくのを見た。
時間よりお金を選ぶ人はけっこういるのである。


 日本在住のアメリカ人の友人も
アメリカからの帰国便に乗るときには
いつもアナウンスを注意して聞いていて
いつでも乗り換え募集に応じる準備をしているのだという。
正月明けはけっこう頻繁にあるようで
それで1回分の帰省運賃を節約するのだと言っていた。

 今回、誰も応じなかったというミステリーもさておき
乗客をコンピューターでランダムに選んだというのも
信じがたい。

 上客は絶対に抜かしているはずだし人種も注意深く選んでいるはず。
ちなみに一番文句を言わない傾向にあるのはアジア人である。

 スマホがあり、SNSがある現在
こういう不祥事はあっという間に
世界中に知れ渡ってしまう。
この被害者医師に接触しようとしている弁護士もたくさんいるに違いない。
多額の賠償金を確実に取れる案件だからである。

 今後この事件の成り行きを注目していきたい。

記事を書いた後、調べてみたらこのチケット券、期限1年(これは普通)で
1回につき50ドルずつしか使えないらしいという情報もあった。(未確認)
もし、これが本当なら申し出が出ないのも理解できる。
 ユナイテッド、せこすぎ!
 
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by arizonaroom | 2017-04-12 22:12 | | Comments(0)