2017年 08月 16日 ( 1 )

薬局

 私は1年前から眼圧を下げる薬を処方されている。
一応、標準以内ではあるが、多少高めであったのと
緑内障の家系なので。

 在庫がそろそろ減ってきたので
先月初め、新しい目薬の処方箋を持って
眼科クリニック近くの薬局に出向いた。
旅行や入院の用意は直前だけど
こういう薬などの準備は早いのである。
 
  目薬を渡しながら薬剤師は言った。
「今までのと外装が変わっていますが中身は同じものです。」

 そうなのか、と特に確認もせずに私は帰宅した。

 そして今月末、いよいよ無くなりそうになったのと
白内障の手術の直後なので新しい目薬の封を切った方がよいとの
クリニックでの助言を受け、
閉まってあった目薬を取り出し封を切り始めた。

 ん?
 袋の中には目薬は1個しかない。
今まで2個セットだったのにな。

 で、名前も違う。
カタカナ4文字で最初の音も同じだけと微妙に違う。
確か、外見は違うとは言ったけど名前も違うとは。

 念のため、添えられていた説明書を見ると、
なんと前のと同じ名前。
目の前にある目薬は明らかに違う。

 ネットでこの目薬を検索したら
アレルギーや結膜炎の薬であった!

 この日は夜も更けていたので翌日を待ってさっそく電話した。

 電話する前に、封も切っちゃったしな、
購入は1か月前だしいろいろ聞かれるだろうな、
電車とバスで、1時間の距離なので取りに来いと言われても困るな
などといろいろ考え、その応答対策さえシュミレーションしていた私であった。

 相手が出た時に、まず購入日と名前を告げたら、
すぐにコンピューターで購入履歴が確認されたので、
さっそく用件を切り出す。

 「この前の目薬が処方箋と違っていたのですけれど。」
私の杞憂に反して相手は「すみませんでした。」とあっさりと認め
「今からすぐお手続きをして明日の朝宅配便で届くようにします。」と。

 「私は手術したばかりで間違った目薬を差したら大変でした。」と
文句を言い始めたのだが
「すみません、ご住所の確認ですが・・」とあっさりとかわいらしい声でかわす相手に
もう何も言う気力も無くなってしまった。
まあ、この人に言ってもしかたがないし。


 翌日の朝、無事に新しい目薬を受け取った。
そこには、間違えた薬剤師の名前でわび状も入っていたが
誰にでも使いまわしているような印刷物である。

 あの時、薬剤師は「外装が今までと違う。」とはっきり言ったのである。
彼はパソコンから取り出した薬品の説明書の写真と
目の前の薬の外装が違うことに気が付いていたのである。
でも、それを薬品会社が外装を変えたのだと勝手に解釈し
自分が間違った薬を取り出してきたとは思いもしなかった。
薬品名の確認を怠ったのである。
ありえないことである。
2本セットなのに1本しかないことにも気が付いていなかったのだ。


  ちなみに、間違えた目薬を次回返却せよとか廃棄せよとかの指示はまったくなし。


 この間違いに対する確認処理が徹底されていないと感じるのは私だけ?
もしかしてよくあることなの?
1日の終わり、いや週末、月末などに在庫確認や照らし合わせはないの?

 いや、していたのかも。
薬品と書類が合わず間違われたことは判明していたのかも。
だからあっさりとすぐ間違いを認めたのかも。

 でも、それなら購入者のリストはあるのだし
ひとりひとりに電話して確認することもできたはず。

 謎である。

 たかが目薬、されど目薬である。
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by arizonaroom | 2017-08-16 20:56 | 健康 | Comments(0)