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佐賀のがばいばあちゃん

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 2006年の映画版である。
私はこれしか見ていないのでテレビ版とか
他のバージョンとは比べることはできない。
話題になっていたのは知っていたけれど
今回初めて見て、けっこう感激してしまった。

 昭和32年。突然佐賀のおばあちゃんと住むことになった明弘。
まだまだ母親が恋しい小学校1年生である。
貧しい家庭なので、広島と佐賀の距離はかなり遠く
母親とは何年も会えなくなってしまう。

 おばあちゃんに言わせると
貧乏には明るい貧乏と暗い貧乏があるのだという。
先祖代々の由緒正しい貧乏。
だけど誇りは失わないおばあちゃんの元で
ぐれることもなく明弘はすくすく育っていく。

 貧しいけれど思いやりにあふれた小さな村。
出てくる人たちが皆暖かく
意地悪な人が一人もいない。
子どもたちも同様だ。

 「お腹が痛い。君の梅干しと生姜の弁当が体に良さそうだ。
先生のと変えてくれ。」
と豪華な弁当を差し出す教師。

 いつも壊れた豆腐を半額で買う明弘のために
わざと豆腐に穴を開けて半額で売ってあげるお豆腐やさん。

 現代ではなかなか見られない光景だ。

 勉強が苦手な明弘。
「英語がわからない。」
「答案用紙に僕は日本人だと書きなさい。」

 「漢字も苦手なんだ。」
「ひらがなとカタカナで生きて行きますと書きなさい。」

 「歴史もちょっと。」
「過去は振り返りません。と書けばよろしい。」

 正確なセリフは忘れたが確かこんな感じ。
最後には電気が勿体ないからテストはもう諦めて寝なさい。」と。
今なら
「何もしないでいいから勉強だけしていなさい。」となるところだ。

  御存じ島田洋七の自伝であるが
嘘八百が得意の洋七さん、
どこまでが本当のエピソードで、
どこからが創作なのか不明であるが
でも、この暖かさだけは絶対に本物だったと
確信できる。

 しかし、この当時の日本人たちの愛情表現は
本当に不器用だ。
もっと素直に表せばいいのに、と思うけど
それが出来ないのが日本人なんだよね~。

 田舎の貧しいおばあちゃんにしては
吉行和子、きれいすぎ。
演技力があるので
しっかりがばいばあちゃんにはなりきっていたけれど。
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by arizonaroom | 2011-09-30 19:19 | 映画&TV&本 | Comments(2)

カウチポテト

 ひょんなことから「カウチポテト」の話が出た。

 日本で「カウチポテト族」という言葉が流行ったのは
80年代頃だったろうか

 カウチ(ソファ)で寝そべってポテトチップスを食べながら
テレビを見る人たちという意味である。

 当時、ビデオデッキが普及し始め、
映画のレンタルショップも出現、
人々のライフスタイルが大きく変わったということで
けっこう大きな話題になっていたと気憶している。

 実は、この解釈は日本独特のもので
Couch Potato の本来の意味は
「ソファにドテっとじゃがいものように寝そべっている」
というものなのだ。

 Wikipediaによると、
この「カウチポテト」状態を漫画化した
Robert Armstrongという人によって
単語 "Couch Potatoes" 及び自身が描いた
「椅子にもたれてテレビを見ている、
ジャガイモの形をした人間という空想的表現からなる図柄」が
登録商標されたということである。

 本来の意味と比べると
日本語のカウチポテトにはそれほど悪い印象は受けない。
私たちも「日曜日はカウチポテトしていた。」なんて
普通に言っていたような気がする。

 でも、この流行語は今や死語になってしまったようで
うちの生徒である若い主婦は「聞いたことがない。」と言っていた。

 きっとカウチって言葉自体が
あまりなじみがなかったからだと思うが
それより、もっと大きな理由は
「カウチポテトをする」ことは、
まったく珍しいことでもなんでもなく
ごくごく日常的な行為になってしまったからではjないかなと
推測する。

 ちなみに今は「マウスポテト」という言葉も出現しているとか。
もちろん言うまでもなく「ネット族」のことだ。

 昨日友人が言っていたが
最近、ポテトチップスを挟む道具が売られているそうだ。
キーボードをたたく手が
油まみれになることを避けるためだという。

 「パソコンしながら食べなければいいのにね。」と
友人は言っていたが
私は、チップスを挟む道具を買ってしまう「ながら族」の気持ち、
少しはわかるなあ。
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by arizonaroom | 2011-09-29 20:41 | 英語&日本語 | Comments(0)

バンク・ジョブ

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 ロンドン銀行の地下金庫に強盗団が侵入、
数百万ポンドにも及ぶ現金と宝石が強奪されるが
事件は数日間トップニュースとして報道されたあと、
イギリス政府からのD通告(国防機密報道禁止令)によって
突然闇に葬られた。
なぜなら王室の機密も盗まれていたから。

 
 1971年に実際に起きた事件を基にしたクライム・サスペンスだという。
でもほとんど実話だと思って観ていてはいけないと思う。
「闇に葬られた」事件の犯人を世間は知るすべはなかったのだから。

 この物語のテーマはいかに銀行強盗を成功させるか、ではない。
だから地下金庫へは実にあっさりと
侵入できてしまう。
こんなに大勢のグループで、しかもおバカさんもいるのに
信じられないことではあるが。

 彼らにわか強盗団をそそのかした人がいる。
それはある犯罪者が金庫に保管している王室のスキャンダル写真を
手に入れたいイギリス国家の秘密エージェント(M5?M6?)である。
この映画ではそれはマーガレット王女の写真であると
はっきり明言している。
イギリス映画はこういうところが大胆だ。

 しかし、金庫にあったものはそれだけではなかった。
汚職警官への賄賂を記したノートやら
議員の恥ずかしいSM写真とか、さまざまなものが隠されていたのである。

 ということで、にわか強盗団はあらゆる種類の人たちから
追われる立場になってしまう。
この絶体絶命のピンチから彼らはどうやって脱出するのか。
ここからが一か八かの知恵比べ。
はたしてうまくいくのか。
終盤まで息もつかせぬスリリングな展開で
視聴者を飽きさせない。

 もちろん銀行破りは悪いことである。
悪人に私は感情移入はなかなかできない。
ただ、話が進むにつれ、本当はだれが悪くて誰が悪くないのか
だんだんわからなくなってしまう。
皆自分のエゴの中で動いているのだ。
だから、そんな中にいる
正直な警官の存在には救われる。

 
 ちなみに主人公の妻。
夫が銀行強盗を働いたという事実より
仲間に昔の夫の恋人がいたということに
怒っている。
こういうところにB級映画の陳腐さを感じてしまう私なのであった。
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by arizonaroom | 2011-09-28 21:05 | 映画&TV&本 | Comments(0)

公務

 天皇陛下のお仕事のひとつに
国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに
全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証することというのがある。

 読売新聞の記事によると、
今回、鉢呂前経済産業相の免官を承認する書類の決裁をされる時
陛下は北海道の特別老人ホームをご訪問されていた。

 11日付の辞任を政府が閣議で承認したのは10日夜で
翌日に内閣事務官が決裁書類を持って
往復6万円の飛行機と列車を乗り継いで陛下の下へ
出向いたのだそうだ。
任命式は陛下が帰京された12日。
書類への決裁はⅠ2日まで待つという選択肢は
なかったらしい。

 こんなのは氷山の一角で、
たぶん私たちが関知しないところで
たくさんの無駄(と思われる)お金が
何の疑問も持たれずに使われているのだと思う。
 
 一般家庭は今、一生懸命節約しているのである。
政府にもう少し柔軟性があればいいのにと
切に思う。
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by arizonaroom | 2011-09-27 18:17 | ニュース | Comments(2)

急に秋になった(グレイス)

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カスタードパイ
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チーズレモンタルト
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ベークドチーズケーキ & バニラシフォン
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 あの蒸し暑かった日々はどこへ行ったのか。
今日は肌寒いくらいの涼しさである。
天気予報では一日中曇りとあったが
空は今にも泣き出しそうな怪しさである。

 それでもいつものようにホームの方々がお元気にご来店。
最近は「雨にも負けず、風にも負けず」の精神でいらっしゃる方が多くて
私たちスタッフも嬉しい。

 お帰りになるホームの方々
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 ご自宅からヘルパーさんといらっしゃる
100歳のUさん。
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 庭に出るのにもちょうどよい気候
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by arizonaroom | 2011-09-26 15:14 | 喫茶室グレイス | Comments(0)

蕎麦粉で作る食パン

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 夫はネットや口コミなどで新しいレシピを知ると
すぐ試したくなるようだ。
 ひとりで勝手にやってくれるのなら文句は言わないが
たいていは材料の調達などで私も巻き込まれる。

 以前そば粉で作るパンに凝ったことがあった。
パンというよりケーキなようなもので
ダイエットにいいとアメリカのDrがネットで推奨していたものである。

 夫は週に何度も作り、
私はしょっちゅう第一製粉の工場にそば粉を
買いに走ったものだった。

 そしていつものごとく、彼はパタっと作るのを辞めるのであった。
できれば飽きるのは
材料がすべてなくなってからにしてほしいものである。

 おかげで私は残ったそば粉と大奮闘の毎日なのだから。
そば粉のお好み焼き、ガレット、そば粉とあずきの大納言風(これはちょっと失敗)など
いろいろなものに挑戦してみた。

 そしてこれは、もっともシンプルなそば粉入りの食パンだ。
そば粉100グラム、強力粉300グラムで作ってみた。
まあまあの出来である。

 夫が作ったそば粉のケーキをブログで検索してみた。
こういう時にブログは便利である。
そば粉で作るパン
蕎麦粉のパン
 うん、なかなかおいしそうだ。
 ところで私はここで「後日レシピを載せますね。」なんて書きながら
 ちっとも載せていなかったことも判明。
 レシピ、探してみなくちゃね。
(といいながらまた忘れそう・・・)
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by arizonaroom | 2011-09-25 19:58 | クッキング&レシピ | Comments(0)

秋の気配

たぶん最後のゴーヤ? がんばれ~
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 でも昨年のブログを見たら11月4日に収穫していた。
その代り猛暑だった7月~9月はさっぱりだったけど。

場所が悪かったせいか、初期の頃、葉がうどん粉病になり
育たなかった白瓜。
でも枯れずに細々と頑張っていた結果
最近また新しい葉をつけ出した。
いくらなんでも実はならないだろうけど。
 
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ししとうの苗を買いに行って見つけたハラペーニュフルーツ。
実はこれからのようで。
どんな味かな?
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タネ?
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 今年一番の豊作はなんといっても
キャンドルライトというミニトマト
たくさんのおいしい実をつけてくれた。

 
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by arizonaroom | 2011-09-24 19:10 | 趣味 | Comments(0)

Xファクター

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 サイモン・コーウェルのXファクターが
いよいよアメリカで始まった。
もちろん日本在住の私は
テレビで見ることはできないけれど
YouTubeでちょっとだけ覗くことはできる。

 出場資格は12歳からで上は上限なし。
グループでもよい。
29歳までのアメリカンアイドルとは大違いである。
そして優勝金額も500万ドル!

 ちらっと見たところサイモンがなぜか
アメアイの時よりちょっとだけ「良い子」になっていた。
もちろん、「ひどい歌だ。」とも言っていたけど。
そして隣には、あのポーラがしっかりと座っている。
やっぱり仲がよかったのね、このふたり。

 出場者はどうだろう。
この番組では最初のオーディションから
観客の前で、それも伴奏付きで歌える。

 13歳もいれば42歳のシングルマザーもいる。
すごいのは70歳の夫と83歳(だったかな?)の妻のデュエット。
夫だけで歌った方がよかったのでは?という出来ではあったが
奥さんがかわいかったので許す。

 サイモンがプロデュースしているから
「笑いを取るだけのためだけの下手くそな出場者」は無しかな?と思っていたら
やっぱりあった!
それも信じられないくらいとんでもないのが。
歌が下手なのはまだ許せるとしても
ポーラが吐き気を訴えて退場してしまったくらいの
ひどいパフォーマンス。
(ここではとても書けないので気になる方はYouTubeへどうそ。)

 アメリカ版のオンラインニュースによると、
視聴率がかなり悪いスタートとなったようである。
はてさてどうなることやら。

 過去のアメリカンアイドルの記事については下のタグ「アメリカンアイドル」をクリックしてください。
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by arizonaroom | 2011-09-23 20:40 | 映画&TV&本 | Comments(2)

翻訳

 ある芸術家から、彼のエッセイの翻訳を頼まれた。
私が下訳した原稿を、夫が完成させるのである。

 彼の翻訳は実は初めてではない。
10年くらい前にも一度している。

 最初に述べたとおり、彼は芸術家である。
ひょっとしたら彼は右脳で思考しているのか?と
思わせるような文章を書く。

 具体例を挙げられないのが残念だ。
でも、脳の中に描いた絵を
そのまま断片的に思いついた場所から
最小限の言葉で説明している、と思っていただきたい。

 日本語はあいまいな言語である。
原文が多少意味不明でも
様々な解釈ができるという観点から
それはそれでよいような感じがしてしまう。

 でも英語は違う。
ミステリアスなままでは
読み手をいらつかせるだけである。
だから、彼が意識的にそぎ落とした語彙を
想像して再生しなければならない。
前回の時は本人を呼びだして
ひとつひとつ確認しながら翻訳していったが
今回は本人も多忙なようなので
彼の作品本をにらみながら夫とふたりで
共同作業をしていく。 

 直訳は絶対に無理。
だからといってあまりの意訳でもちょっと・・。
 
 散々苦労しながらようやく完成。
夫はこういう仕事は苦手だと言っていたが
私は実はけっこう好きだったりして・・・。
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by arizonaroom | 2011-09-22 22:49 | 英語&日本語 | Comments(0)

台風Ⅰ5号

 今朝はまだそれほど激しい風は吹いておらず
雨も降ったりやんだり。
 しかし、台風は確実に関東に突入しようとしている。

 私はバイブルスタディに行く準備。
セクレタリーなので「休む」という選択肢はない。
もっとも午前中だけなので
激しくなる前には帰れる予定。

 こんな天気なので
さぞかし出席者は少ないだろうなと思っていたけれど
予想に反して、71名(登録106名)が出席。
子どものクラスもあるのだが(ベビーシッターではない)
子どもたちもけっこう来ていたのには驚き。

 レクチャーは、いつもより30分早く切り上げられて終わり
私たちは帰途に着いたが
その頃にはかなりの暴風雨状態になっていた。

 途中、自宅でテレビを見ていた夫からメールが来る。
「『見合わせ』って何?」

 もうすでに多くの電車が「見合わせ」状態になっていたのだった。

 夫のクラスも午後からの公民館クラスがキャンセル(翌週に変更)
その代りに違う日に来ることになっていた
近所の小学生の姉弟のレッスンが突然入り
そのあとの違う小学生の姉弟のクラスが金曜日に変更され
新宿の喫茶店で教えている女性ふたりのクラスも変更になった。

 ベランダ菜園のトマトやゴーヤも激しく動いている。
料理にバジルを使いたいと思っても
風雨が激しく叩き続けているガラス戸を
とてもじゃないが開けることができない。
こんなにすごいのは久しぶりである。

 8時を過ぎてようやく雨もやみ風も静かになった。
だけど電車はまだ動いていないようである。
帰宅の人たちは大変である。

 ちなみに私たちは台風15号と呼んでいるが
CNNのニュースによると、
この台風には「Roke」という名前がついているようである。
日本なのにロークなんて呼ばれてもねえ・・・。
(ネットで調べたら「ローキー」とカタカナで書いてあった。)

 夫にとってよかったこと、それは
録画でないと見られないと思っていた
マレーシア戦をリアルタイムで見られたことであった。
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by arizonaroom | 2011-09-21 20:48 | 日常&雑感 | Comments(0)