タグ:ハリウッド ( 56 ) タグの人気記事

捕らわれた女

 裁判長を殺して逃走した男性に自宅監禁されてしまった女性が
信仰の力で助かったという実話なのだが
実話というところがすごいのであって
実話でなければ、深みがない映画であった。

 信仰の力といっても
リックウォーレン著「人生を導く5つの目的」を
犯人に読み聞かせただけである。
しかも、声に出して読んでくれといったのは犯人だ。

 もう一つ言うならこの本の彼女の愛読書ではない。
読んでみなさいと渡されたものだ。

 彼女は読んだだけ。
この本を読んで変わったのはこの男性だ。
彼の中で何が起こったのか、どういう心理の変化があったのかは
実はわからない。
わかるのは、彼が彼女に外出を許したというだけ。
そして、彼女が警察に連絡するのをわかっていながら
そこに留まっていたという事実。

 私もこの本は何年も前に読んだ。
リックウォーレンはオバマ大統領就任式の時に祈りを捧げた牧師である。

 映画の終わりに本人が出て、それぞれのその後も明かされていたところが
一番よかったかも。

 
[PR]

by arizonaroom | 2017-02-02 22:43 | 映画&TV&本 | Comments(4)

リンカーン弁護士

 2011年のハリウッド映画。
マシュー・マコノヒー演じる敏腕弁護士ミックの依頼人は
娼婦や麻薬の売人たち。

 そんな彼の新たな依頼人は殺人未遂で逮捕された金持ちの息子ルイスだ。
無実だと叫ぶルイス。

 実は早い段階でルイスは無実どころか他の殺人も犯していたことに
ミックは気が付くのである。
彼のかつての依頼人がルイスのために濡れ衣を着せられて服役している。
でも守秘義務は守らなければならない。

 けっこう金のために動いているようにみえるミックだけど
無実の人を有罪にしてしまうことを一番恐れている。

 依頼人を弁護しながら、いかに彼を他の殺人事件で立件させるか。
動きは少ないけれどなかなかスリリングな展開だ。

 マシューの飄々とした感じが役柄にとてもマッチしている。
ルイス役のライアン・フィリップも若いながら幅のある演技を見せてくれた。
[PR]

by arizonaroom | 2017-01-25 23:03 | 映画&TV&本 | Comments(0)

007 スペクター

 思うに007のようなヒーローは今の時代に合わないような気がする。
ああいう情事の仕方を支持する女性は現代にはまずいないと思うし。
ともあれ、プレイボーイはダニエル・グレイグの柄ではない。
ちょっと、にやけないとね・・。

 007は普通の人間だけど不死身である。
けっこう油断してやられてしまうけど不死身である。
いや、不死身ではないけど、
俺は絶対死なないという過剰な自信はどこからくるのだろう。

 そして、観客も彼は死なないと確信しているから
全然ドキドキハラハラしない。
ヘリコプターから落ちそうになっても
敵に殺されそうになってもドキドキなんかしない。

 新しい恋人が出来て「アイラブユー」なんて言われても
次回作では絶対に別れているので
「よかったね。」なんてロマンチックな気分にもなれない。

 ここまでこき下ろしているのに、なぜ私は見たのか。
映画よりこちらの方がミステリーである。

 強いて言えば、寅さんシリーズや水戸黄門シリーズを見ているのと
同じ気持ち。
結末がわかっていて見る気楽さが捨てがたかったのかも。
 
[PR]

by arizonaroom | 2017-01-10 23:50 | 映画&TV&本 | Comments(0)

ハプニング

 2008年の映画である。
関係ないけど日本のアマゾンのプライムの映画は
アメリカのプライムと比べてけっこう古い。
道理でアメリカよりプライム料金が安いわけだ。

 人類が自然破壊をしたツケなのか
アメリカ全土から突然ミツバチが消え
そして北部の町では人々が自殺し始める。
どうやら植物が関係しているらしい。

 パニック映画ではあるのだが
人々が殺し始めるのではなく自殺なので
目を覆いたくなるほどの凄惨さはない。

 でも「この人はたぶんだめ、この人は絶対助かる」といウ風に
簡単に先が読めてしまうのでドキドキ感もなし。

 植物が意識を持って人々を襲っているというのだが
その確証も意図もよくわからない。

 人間が毒でやられるというのならまだわかるが
自殺したくなる因子って何?

 発想はユニークだけど
大風呂敷を広げたがいいが
製作者にそれ以上の創造力と想像力が付いていけず
なんだか尻切れトンボになってしまった
典型的なハリウッド映画に仕上がってしまったのであった。

 なぜ、突然止んだのか・・。
まさか人間の愛に負けたなんで言うんじゃないでしょうね。


 エンディングも予想を全然裏切らずまさにお約束通り。
あーあ、テザリングなんかしてまで見るんじゃなかった。
[PR]

by arizonaroom | 2017-01-05 23:08 | 映画&TV&本 | Comments(0)

クラウドアトラス

 2012年のハリウッド映画。

 6つの時代のエピソードが交錯しながら展開していく。
それぞれかかえている問題は違っていても
人間の弱さ、悪の誘惑は同じ。
そして今ある状態に疑問を感じ、変わろうとする姿も。

 それぞれの時代を同じ俳優が演じているのが
なんとなく輪廻転生を見る者に感じさせるが
そこまで強いメッセージを出しているわけではないと思う。
時空を超えてつながっているようなエピソードもあるけれど
それもほのめかす程度である。

 トムハンクスはじめ、俳優たちが
別の時代のまったく違うキャラクターを演じているのも見ものだ。
うっかりすると同じ俳優だというのを見逃してしまったりもする。
こんなにキャラクターがバラバラだと役作り大変だったろうな。

 一番古い時代だと思っていた物が
実は一番新しい近未来だったというのも衝撃。

 人間は同じ過ちを繰り返すが、変わろうとする勇気も持っている。
後味のよい映画である。

 
[PR]

by arizonaroom | 2016-12-28 22:50 | 映画&TV&本 | Comments(0)

ブリジットジョーンズの日記3 

 前回のシリーズから既に10年。
まず最初に驚いたのがレネー・ゼルウィガーの容姿の衰えだ。
もう40代なのだけれど、でもまだ40代。
ちょっと老けるの早くない?
日本の40代の女優の美しさを見ればよくわかる。
たとえば藤原紀香とか。

 そして今回はヒューグラントが出ない。
オファーを断ったのだそう。

 映画を見ていてなぜ断ったのかよーくわかる(気がする)。
何しろ、ブリジットは全然成長(?)していない。
コリンファース粉するマークも同様だ。
たぶん、ヒューグラントが出演していたら
彼、ダニエルも全然成長しておらず、軽薄チャラ男のままだったのであろう。
一応前回、ブリジットとマークの婚約というハッピーエンドで終わったはずなのに
ふたりは何時の間にか別れており、マークは別の女性と結婚。

 そんなマークもめでたく?離婚して
たぶんまだ独身であろうダニエルと
10年たってまたもや三角関係の復活では
情けないにもほどがある。

 ヒューは言ったに違いない。
「いやだーこんなのは。
10年たっても成長しないダニエルが
またもやブリジットに言い寄った挙句に
またフラれるのはバカすぎる。」

 プロデューサー「でもあなたがいないとブリジットジョーンズの日記にならないんです。」

「やっぱり嫌なものは嫌だ。いっそ殺してくれー。」

 という会話があったのかどうかは定かではないが
ダニエルは冒頭でいきなり飛行機事故で亡くなっている。
おいおい。

 ダニエルの代わりに出てきたのはジャック役のパトリック・デンプシー。
金持ちハンサムのジャック。
絶対に女性に不自由はしていないはず。
そんな彼が既に劣化が始まったブリジットに
一目ぼれ+ご執心というのが解せない。

 さあ、ブリジットが選ぶにはどっち?という段階で
マークでなくてジャックというのはあり得ない。」
なぜなら誰も、マークとのラブラブだった過去も2作品を
もう一度見直そうなんていう気にならなくなるから。

 こんなことばかり考えていたら
夫にいさめられた。
「これはコメディーなんだからね。」

 ちなみにエンディングでダニエルが実は生きていたという新聞記事がチラリと映る。
やっぱり殺せなかったんだねー。

 それにしてもアカデミー男優のコリンファース、よく出演したね。



 
[PR]

by arizonaroom | 2016-11-24 23:39 | 映画&TV&本 | Comments(0)

トレジャーハンター・クミコ

f0037623_2312259.jpg


 日本の女性がアメリカにトレジャーハントに行くという
大まかな筋書だけ見たら
明るいはじけた冒険物語と思うけど
まったく違っていた。

 まず主人公、菊池凜子扮するクミコが恐ろしく暗い。
会社でも友だちはいないし、仕事もどこか投げやり。
彼女の楽しみは古い映画「ファルゴ」を繰り返し見る事だけ。

 この映画が好きなのではない。
主人公が大金を隠した場所を特定したいのである。
なぜならこの物語は「事実に基づいた」話だから。

 アメリカ人の監督によるアメリカの映画なのに
前半の日本の描写のリアルさはけっこうすごい。

 誰とも心から繋がれなかったクミコが
アメリカに行ってからの人との交流も興味深い。
いや、クミコ自身の頭の中にはトレジャーハントのことしかないのだけれど。

 この心が壊れてしまったクミコを
菊池凜子が上手に演じている。

 この不思議な物語の主人公がなぜ日本人なのだろうと思っていたが
実は遺体で発見された日本人女性に対する現地での噂が
元になっているらしい。

 楽しい話ではないけれど不思議な余韻が残るのは
たぶんエンディングの巧みさのおかげなのだろう。
[PR]

by arizonaroom | 2016-09-13 23:38 | 映画&TV&本 | Comments(0)

パッセンジャーズ

f0037623_23594988.jpg


 サスペンスかと思って観てみたら
実はファンタジーだったというオチ。

 途中までは本当にサスペンスだったんだけど
終盤いきなりファンタジーに。

 途中で変わったというより
サスペンスだったはずの部分が実はそうじゃなかった、
実はファンタジーなのよと宣告されても
なんだか心がついていけないわ~。

 それにサスペンスチックなサブタイトを付けると
本当にこういう結末が好きな人はこの映画ぜったに見逃しますって。

 

 たぶん見た人の感想は2種類。

 サスペンスな展開にのめり込み
自分で予想しながら真剣に見ていた人は
結末を見て脱力、あるいは落胆、怒りでいっぱいに。

 なんだかもたついてるストーリーだ、このカウンセラーは何?
この男は何?この隣人は?
それにしても退屈な話・・・とあくびを噛み殺しながらン見ていた人は
最後に感動、あら、すてきなヒューマンストーリーねと
涙すら流す・・・

 え?このレビューなんだかわからない?
気になる人は映画を見るか、それともネットでネタバレレビューを探してみてください。
山のように出てきます。
[PR]

by arizonaroom | 2016-09-10 23:58 | 映画&TV&本 | Comments(0)

アンノウン(思いっきりネタバレ)

 英語のタイトルが「NUKNOWN」だったので
日本では何というタイトルになったのかと調べてみたら
カタカナで「アンノウン」だった。

 なんだか間が抜けている・・・。


 アメリカの学者、マーティンが妻と一緒に学会に出席するために
ドイツに行き、そこでマーティンだけが事故に遭い
身元不明者として4日間昏睡状態に陥る。


 その後目覚め、自分の名前となぜここに来たのかようやく思いだし
ホテルに駆け付けるも、妻は見知らぬ男と一緒だった。
その男は自分が本物のマーティンだと名乗るのだった。
パスポートと妻と一緒に撮った過去の写真を見せる第2の男。

 混乱するマーティン、彼を証明するパスポートも紛失したまま。


 ここからはネタバレ。

 見ていくうちに、なんとなく想像がついてきた。

 同じホテルに滞在している中東の王子の暗殺未遂。

 マーティン自身偽物なのだ。
そしてマーティンの妻と一緒にいる男も。

 私の予想は的中。

 しかし、成りすました偽物の男のプロフィールを
記憶喪失後、自分の物だと信じてしまうって普通は有り得ないっしょ。
通常は古い記憶が残るものなのに。

 それとも、そこまでなりきる努力をしたから?

 いずれにしても彼らはお金のためにだけ動く殺し屋なのである。

 彼の記憶は戻る。
でも悪い人だったのに悪い人には戻らない。

 今度は自分が行うはずだった暗殺を阻止するべく、自分の「仲間」と戦う。

 まあ、仲間も彼がお荷物となり、殺そうとするからおあいこなんだけど。


 この結末もお約束どおり。

 なんの驚きも意外さもない。

 それにしてもプロの殺し屋が、自分の商売道具を
空港に置き忘れるなんてありえないわ~。
[PR]

by arizonaroom | 2016-09-01 23:45 | 映画&TV&本 | Comments(0)

The Visit

 ネットで見つけた映画。「The Visit」
良く知られている監督の映画だけど
どんな映画かまったく予備知識もなく見始めた。

 そして最初から忍耐、忍耐のオンパレード。
何なの?この退屈さは。

 子ども達がビデオカメラで撮影しているという設定なので
画面が動くし。

 子ども達のお祖父さんおばあさんがおかしな人たち・・・

と思っていたら、終盤いきなりホラーになってしまった。

 スリラー?ホラー?

 ホラーは嫌いなんだよ、私は。

 
 途中で止めても良かったんだけど
やっぱり最後まで見てしまった。

 クレジットが出始めた時には
怒りがふつふつと・・。

 
 私の貴重な時間を返せー!

 
[PR]

by arizonaroom | 2016-08-30 23:25 | 映画&TV&本 | Comments(0)