色と文化
「日本人は太陽を描く時に赤色を使うがアメリカ人は黄色を使う」というのがあった。
その文の中では
「日本人は普通は太陽に黄色は使わないのよ。」と主人公の日本の女の子が
アメリカ人に説明しているのであるが
その文章が妙に引っかかる。
なぜなら私は幼稚園の頃から、普通に黄色を使っていたからである。
今でも覚えているのだが、隣の席の子が
太陽を赤色で塗りたくっているのをぎょっとしたことがあった。
だって昼間の太陽はどう見たって赤ではないでしょ!
でも、なぜかその絵を見つめているうちに
子ども心にも、赤色の太陽は黄色よりも
お洒落で垢抜けてるような気がしてきた。
考えてみれば日の丸も赤だし。
その日、幼いながら「赤い太陽は大人っぽい」
という大発見をした私なのであった。
また、この読解の本によると、
「日本人の月は黄色だがアメリカ人の月は白」とある。
「本当かな?」と、ちょうど夫がそこにいたので、さっそく聞いてみたら
やはり「白」との答えが。
中三のMちゃんは「わあ~ほんとだ~!すごい!」と大感激している。
だって月が白だなんて思ってもみなかったから。
言われていれば月は黄色というより白に近いかも。
ちなみに虎は「黄色と黒」という日本人に対して
アメリカ人は「オレンジと黒」と言う。
あれはオレンジなのかな?
「ちびくろサンボ」の虎は黄色だからバターになっちゃったんじゃなかったっけ?
ところでアリゾナは砂漠なので山は茶色である。
だから子どもたちも茶色で山を描く。
これはフェニックスに住んでいた友人から聞いた話である。
彼女の子どもが通う学校で
「サウンド・オブ・ミュージック」のミュージカルをすることになった。
一生懸命背景を作る子どもたち。
ふと、先生が気がつくと
子どもたちは何の疑問も持たずに
スイスとオーストリアの山々を茶色で塗りたくっていたのだった。
by arizonaroom | 2009-09-17 23:19 | 異文化 | Comments(4)
赤いものだということになっているから、赤を使う、というような感じ。昼間の太陽は、赤くないもんねえ。
そういわれてみると、月も黄色くないかもしれません。
色については、その民族ごとに、かた〜い思い込みがありそうで
面白いですね^^
赤い太陽に疑問を持っている人はけっこういるのかもしれませんね。
色と文化について調べるとおもしろいものがいっぱい出てくると思います。
調べてみようかな?
実はコソコソ日記を拝見していました。ご挨拶すべきところ、すみません。
相変わらずCA目指して頑張っています。笑
私は幼稚園の頃「ピンクのうさぎ」に違和感を持っていました!
「ウサギは白じゃん!!」って逆ギレしたことを今でも覚えています。笑
人によって虹の色が何色に見えるか違うように、感じ方は十人十色ですね。(ちなみに、私はいつも5色にしか見えないのですが。笑)
色というものは案外、見える物でなく感じる物なのかもしれませんね^^
先生にも宜しくお伝え下さい!
では♪
もちろん覚えていますよ!
御両親のおうちの前を通るたびに
どうしているかなあといつも二人で話しています。
けっこう幼稚園の頃でも鮮明な記憶はありますよね。
ピンクのうさぎに逆切れしてたんですね~。
虹は明と暗の2色という地方もあるそうですよ。
CAはちなみにどこの会社がお望みですか?
うちにも一人いるけどね・・・・。
覚えているかな?
それこそ会ったのは、まだ前歯がなかった頃だものね。