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バーン・アフター・リーディング

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 コーエン兄弟の映画に対する私の評価はいつも真っ二つ、
「最高」か「最悪」のどちらかだ。
 
 この映画は残念ながら私の中では「最悪」の部類に入る。
あ、あくまでも私の中でだから、他の人は知らない。

 ちなみにアメリカでは興行成績がよかったらしい。
アメリカ人の笑うツボって時々私には理解不能なのよね~。
(でも、イギリス人のブラックユーモアほどひねくれていな分、単純だが。)

 ブラッド・ピットがどんな役でもこなせるのは、よくわかる。
おバカな役だって、やっっちゃいけないってことはない。
でも、これは・・・。何で出ちゃったのかしら、この映画に。


 ジョージ・クルーニもブラッド・ピットも
コーエン兄弟をこよなく愛し、尊敬してやまないのだろう。
だから二つ返事で出演を承諾したのだ、きっと。
確かに上手だった。ふたりとも。役になりきっていた。
でも、でも・・・・。

 コーエン兄弟の映画は最初は思いっきり笑うことができるが
中盤あたりから、自分の顔がこわばってくるのがわかる。
こういう展開では笑えないの、私は。

 コーエン兄弟は男に厳しく、女に甘い、ような気がするが、
それは気のせい?

by arizonaroom | 2010-01-04 20:59 | 映画&TV&本 | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2010-01-07 21:04 x
なんだかとても気になる、映画ですね。
機会があったら見てみたいと思います。
Commented by arizonaroom at 2010-01-07 22:10
花ケーキさん
ちょっと気になるような書き方をしちゃいましたね。
途中経過は面白かったのですが
後半から「ん?」という感じで
終わりは「えっ?」と思いました。
コーエン兄弟らしいといえばそれまでですが。

レンタル店が安売りの日にでも借りてみてください。