ピーナッツバタークッキー
夫が突然ピーナッツバタークッキーを作り出した。
今は夜10時半である。
仕事上、夕食時間は不規則になりがちなので
夜は軽めにして
昼食をしっかり摂るように心がけている我が家である。
たまに8時頃に「何か食べる?」と聞くと
「8時以降は何も食べないことにしている。」などと
えらそうに言うくせに
時々突然、こうやって発作が起こる。
ま、長年夫婦をやっていれば
その予兆がなんとなくわかるようになってくるが。
今日はトーストを食べる時に
父の手作り柿のジャムと一緒に
ピーナッツバターを出してしまったのだ。
それで彼は我が家にピーナッツバターがあるのを思い出した。
ピーナッツバターがある。
→ピーナッツバタークッキーを連想
→そういえば最近食べていない
→そうだ!今晩作ろう!
単純といえば単純。
アメリカ式のクッキーは
たくさんのバターと砂糖を使用する。
クッキーだと、ついついたくさん食べてしまうので
摂取カロリーはケーキの比ではない。
彼が三温糖をドサドサとボウルに入れているのを見て
複雑な気分の私。
今日はバターの変わりにショートニングを入れていたが
バターだって1箱くらいは平気で使う。
庶民の私は三温糖とバターはいつも広告をチェックして
安い時に買うようにしている。
最近はバターはコストコで買っているが
三温糖の底値は近所のスーパーの119円、もしくは98円だ。
しかしこれはたいてい「お一人様1点限り。」
よく一度レジを済ましてからもう一度買いに戻るつわものもいるが
小心者の私、いや、ものぐさの私はそこまではできない。
だから安い日があっても、1点しか買えないのである。
それなのに、その砂糖を大量に
よくもこう簡単に使ってくれるものだ。
彼は私の計画的な賢い購入を知ってか知らずか
頻繁に私の計算を狂わせてしまう。
こんな彼のために198円出して砂糖を買いたくはない。
これは責任を取ってもらい「お一人様1点限り」の時に
一緒についてきてもらおう、
もしくは一人で買いに行ってもらおうという風に
考えたことももちろんあった。
そしてそんな時、夫は快く応じてくれる。
でも買い物籠の中をふと見ると
なんだか他のお菓子が大量に入っているではないか!
ついてきてもらうと実は不経済なのであった。
1.8キロのピーナッツバター。コストコで購入。
ふたりしかいないのに、なぜこの量なのか・・・。
それはアメリカのレシピだから。
ピーナッツバター 195g
ショートニング 100g
三温糖 275g
卵 1個
牛乳 45ml
バニラエッセンス 15ml
小麦粉 220g
ベーキングソーダ 3g
塩 5g
1 オーブンを190度で予熱しておく。
2 ボウルにショートニング、ピーナッツバター、
砂糖をクリーム状になるまで混ぜる。
3 卵とミルク、バニラエッセンスを入れて混ぜ、
小麦粉、ベーキングソーダ、塩を入れる。
4 大きめのスプーンで生地をすくって、
クッキングシートに落とす。
5 焼き時間は10分くらい。
夫の砂糖中毒の話はこちら
by arizonaroom | 2010-01-07 23:24 | クッキング&レシピ | Comments(4)
夫様、この日本において、スイーツ男子のはしりですね。
その影響を受けてか私もいつまでたってもの甘いモノが好き。
今日もローソンの生シューを3時のおやつに食べようかな。(会社で)
そうですね。日本男児がクリームパフェを注文するのは
勇気がいることでしたよね。
でも最近はだいぶかわりましたけど。
もともと男性は肉体的に
甘いものが苦手だけど
心も体も女性化してきて甘いものがOKになったのか
それとも甘いものは食べちゃいかんという
伝統の縛りが消えて、晴れて公に公表できるようになったのか
どちらなんでしょうね。
私、自分が甘党なので何も言うことはありませんが、アメリカの人にとってはピーナッツバターって、何か郷愁をそそるものがあるのでしょうか?私にとっての「あんこ」みたいなもの?
さすがに、あんこ1.8kgはちょっと怖じ気づきますが(^^;
しかし、つくづくお菓子作りが上手なだんなサマですね^^
この大きさだとかなりお得なんです。
なんてたってアメリカのランチの定番は
ピーナッツバターと日本でいうグレープゼリー
(実がないジャム?)を一緒に塗ったくった
サンドイッチですから。
それでも最近はピーナッツアレルギーの子が増えたようで
うちの近所のアメリカンスクールでも
ピーナッツバター持込禁止になっていました。
(落ちているだけでも危ないので)