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一体型

 父がそろそろパソコンを買い換えたいというので
実家に滞在ついでに
一緒に大型電気店に出向いた。

 私自身は、今はパソコンを買い換える予定もないので
最近の新しい機種の予備知識はほとんどない。
(i pad には興味はあるが。)
したがって久しぶりに見るデスクトップにはびっくり!

 タワー型のデスクトップが淘汰されつつあるのだ。
今は一体型ばかり。

 一体型のメリットはスペースを取らないということである。
それはお茶の間のテレビ兼用としてもぴったり。

 そう、デスクトップパソコンはテレビになったのである。
だから画面を大きく、デザインも大変おしゃれだ。
ブルーレイもついている。
その分、ハードの容量も1TBと、かなり大きい。

 一方、タワー型は選べる種類も小さく
容量も500G、一体型の半分だ。
テレビチューナーも付いていない。

 以前はタワー型にもテレビチューナーは
普通についていた。
でも、今はタワー型はパソコン専門になってしまったらしく
(考えてみればあたり前の話ではある。)
かなりシンプルである。

 父は、というと、パソコンはパソコン、
テレビとして使用する気はまったくない。
それに一体型は故障した時に
修理に持ち込むのが面倒だということで
気持ちはかなりタワー型に傾いている。
しかし、いかんせん、選択肢が少ないので
機能とブランドと値段の折り合いがなかなかつかない。


 ここで店員と話をしていてわかったこと、
それは一体型は、デスクトップとは銘打っているが
実は部品はノートと同じであるということだ。
つまりはメモリは自分では増設できず
グラフィックボードが壊れても
マザーボード全取替えとなるのである。
ちなみに父は高齢だけど、
メモリ増設などはお手の物である。


 「では、やっぱりタワー型でしょ。」ということになり
メーカーも以前のNECから富士通に乗り換えということに
落ち着きそうである。

 帰宅後もパンフレットを熱心に見ていた父は
突然立ち上がり、富士通に電話して
セキュリティーソフトについて質問しはじめた。
 スーパーおじいちゃんである。

 ちなみにメーカーからの直接購入も
キャンペーンによってはかなり安く買えるということも
父の電話によって発見した私であった。 

by arizonaroom | 2010-07-13 18:41 | コンピューター&カメラ | Comments(0)