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今どき家の電話を新しくすることの意義

 今日突然、一大決心してFAX電話を購入しにコジマに行った。
なぜ一大決心かというと、
うちには現役のFAX電話がまだ元気に動いているからである。

 以前に2度ほど紙送りが悪くなったことがある。
1度目は購入1年過ぎた後、
保証期限が過ぎていたにもかかわらず2400円くらいで直してくれた。
(それ以来私たちはシャープのファンになった。)

 それから1年してまたおかしくなり、今度はさすがに1万円以上取られてしまった。
その時「次に壊れたら買い替えだね。」
と電話に向かって脅かしたのが効いたのか
それ以降の9年間は修理要らずで働いてくれた。
本当はセンサーに埃が入らないように、
カバーをするようになっただけであるが。

 子機無し、ハンドコピー付きのこの機種は確か4万円はしたと思う。
ハンドコピーなので当然コードレスではない。
その後まもなくコード付がわずらわしくなり
子機付コードレス電話を購入、FAX電話とつなげて使用した。
電話機が2台並んでいるのは変だったが、
並行接続しないと子機からFAXを操作できないのである。

この電話にも26000円くらいは払ったから電話機のトータル66000円。
今だったら考えられない値段である。


 話は元に戻る。
どこも故障していないのに、なぜ買い替えか、というと
1、ファックスペーパーが感熱紙
2、ナンバーディスプレイ機能がない、の2点が不満なのであった。

以前買い替えを悩んでいた時
「ファックスなんてまだ必要ですか?」とある人に言われたことがあった。
確かに今はネットの時代。
でも未だにモデル事務所のエージェントは地図やスクリプトをで送ってくるし、
時々、英語のチェックの仕事を依頼してくる某出版社も
原稿を送るのはもっぱらFAXだ。
ついでに言うと、義母もメールはだめでひたすらFAXレターを送り続けてきている。
我が家にはまだまだFAXは必需品なのだ。

 しかし新しい電話機の中のメモリに60件あまりの電話登録をしながらふと思った。
この中で果たしてどれくらいの人が携帯にではなく、家電に電話してくるだろうか、と。
最近はうちの生徒たちとの連絡手段は、ほとんどが私の携帯電話とメールなのだ。
生徒だけでなく、家族も、友人もエージェントも皆携帯へ電話してくる。
家電にかかてくるのは長電話したい人と、セールス関係、
後は一部の年配の生徒のみか。

 これからの家電は果たしてどのような機能を追加しながら
生き残っていくのであろうか。
ちょっと興味深々である。

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      brotherの製品。
      子機2台と「見るだけ受信」機能が付いてなんと26700円!
      10年前のあの値段は何だったの?

by arizonaroom | 2006-04-07 23:33 | 日常&雑感 | Comments(0)