漢字
「読めない地名があった」と私に聞いてきた。
「あつ・・・あつそう?」
彼が示す場所を見てみたら「厚相バイパス」。
「え~コウショウかな?コウソウかなあ。」と私。
「地名や人名は難しいのよ。
規則があってないようなものだから。
厚木と相模原間という意味だと思うけど。」
夫「そういえば昔、うちにホームステイしていた日本人に
漢字の読み方を聞いたらわからないって言うから
びっくりしたよ。
日本人なのに読めないのか?って。」
「ところで相模だけど。」と夫が「相」の字を指して言う。
「これが『さ』?」
いや~、そういう風に分けられないんだよね、これは。
全体で「さがみ」。
今でこそ平然と「あ、そう」と聞き流せるようになった夫ではあるが
昔は違った。
彼は漢字オタクで一時、一生懸命勉強していたのだが
(流暢に話せないわりには漢字はよく読める。)
「田舎」など、漢字の教科書の訓読みにも音読みにもない読み方に
遭遇するたびに
落ち込んでいたのである。
ちなみに厚相バイパスは「こうそうバイパス」であった。
ところで、これって常識だった?
by arizonaroom | 2012-03-15 23:48 | 異文化 | Comments(0)