運賃と体重
70パウンド(約31キロ)から50パウンド(約22キロ)に下がった時に
「体重と荷物をセットにして量ればいいのに。」と
ちょっと思ったことがある。
合理的たとは思うが、肥満ということばに恐ろしく神経質なアメリカで
もちろんそんなことは有り得ない。
以前、ユニークなアメリカのサウスウエスト航空で
太った乗客に2席分の購入を求め、
訴訟に発展し、敗訴した上、大きなダメージも被ったことは
記憶に新しい。
でもサモアでは違った!
航空運賃の公平性を期すという目的で
荷物と体重の重さで運賃を決めるということが発表されたのだ。
この荷物と体重の合計というところがミソである。
「あら~、荷物がけっこう重かったわ、オホホ」と、
ちょっとミエミエだけどごまかすことができる。
また、子ども連れにも朗報である。
機体の重量が1キロ減るごとに3000ドル分の燃料が節約できという。
今後、ヨーロッパ系やアジア系などの航空会社も追随するかもしれない。
でもアメリカ系はやはり無理だろうな。
by arizonaroom | 2013-04-04 23:34 | 旅 | Comments(0)