盗まれたiPhoneの冒険
米国だけでも昨年1年間で被害が160万件もあったとか。
何しろ、盗難・強盗事件犯罪の40パーセントに達するというのだからすごい。
これを受け、アップルでは秋から
遠隔操作ですべてのデータを消去した上で
機能も止めて使用不能にする
「キルスイッチ(自滅装置)」を付けるという。
日本の携帯各社は既に悪用防止策の
独自のサービスを行っているらしい。
でも、アメリカでは、1年前に消去しなかった(出来なかった?)おかげで
おまぬけな犯人が捕まったというケースがあった。
クルーズ中、携帯を盗まれてしまったケイティさんに
なんとiCloud経由で写真が送られてくるようになったのである。
iphoneにはフォトストリームという機能があり
撮った写真は自動的にアップロード&共有されるのだが
それを知らずに盗んだ犯人は写真を撮りまくっていたのであった。
そこでケイティさんは「Stolen iPhone Adventures
盗まれたiPhoneの冒険」というタイトルで
それらの写真を公開したのである。
実は犯人はクルーズ船の従業員。
写真には胸に着けた本人はもちろん、友人やガールフレンドまで
登場している。
もちろん、彼は捕まり、彼女のiphoneも無事に戻った。
日本ではおバカな若者たちのツイッター事件が続いているし
世界規模でもなかなか情報のコントロールができなくなっている。
私たちが今まで体験してこなかった未知の世界が
今そこまで来ているのだなあとつくづく思う。
この事件に関してはらばQでどうぞ。
by arizonaroom | 2013-08-30 23:04 | コンピューター&カメラ | Comments(0)