歯医者
かぶせてあった冠が取れた!
のではなく、歯ごととれてしまったのだった。
さっそく、かかりつけの歯科医へ。
歯科医はレントゲン写真を見るなり
臨終を告げる医者のような暗い声で
「もうこの歯は抜くより仕方ないですね。」
と厳かに告げたのだった。
「今日は抜きませんが。」
その後のしばしの間。
な、なんなの?この嫌な沈黙は?
とうとう私も入歯?
しかし、歯科医の第2声は意外に明るい声で
「でも、両隣の歯は問題なさそうなのでブリッジができます。」と。
とりあえずホッ。
帰り際、
「もう、歯が悪くて本当に悲しい。」と私が言うと
歯科医は
「私も歯を抜くのはつらいです。」と。
なんとも優しい昔気質の医師なのであった。
ああ、また当分歯医者通いだ・・・。
by arizonaroom | 2015-03-25 23:42 | 日常&雑感 | Comments(0)