黒人奴隷の英語の邦訳

 今日、大人の生徒に
「映画の英語をリスニングの勉強にするのはいいけれど
会話の勉強のために取り入れるのは気を付けた方がいい
(あまり上品でないスラングや文法的に間違ったものがあるという意味で)。」という
話をしていた時、
ふと思ったのは、奴隷時代の黒人の英語を
最初に日本語に翻訳したのは誰だったのかということだ。

「風と共に去りぬ」とか「アンクルトムの小屋」などの
映画や小説に出てくるような
 「ちげえねえと思いましただ。」
「できねえですだ。」「やっただよ。」というような言葉、
東北弁のようなそうでないような、あの微妙な言葉のことである。

 英語も国や地方によって全然違うけれど
それは、アクセントや発音の違いがほとんどで、
ことばそのものが違うという日本の方言のようなものとは
ちょっと違う。

 それを小説の会話や映画の吹き替えなどで表現するのは
かなり大変なことだったに違いない。

  まあ、ロンドンの下町言葉などは江戸っこのべらんめい調にすればよいとして
アメリカ南部の訛りとかはどこの方言がしっくりくるのだろうか。

 
 黒人奴隷の英語の話に戻そう。
アフリカの言語と南部訛りが混じったようなことばで
学校教育を受けていないようなことば。

 おそらく、どこかの方言にぴったりと当てはめるのは
難しいので
東北の方言を元に作り上げられた造語なのだろうな。
(単なる想像である。)

 東北=忍耐強い=関西弁のようにアクが強くなく
特定の県が浮かびにくいとか
いろいろな要素も考えられる。

 今後、これらの書物の翻訳や映画の吹き替えなど、新しい物が
出てくると思うけれど
それらの翻訳者も
定着したものを覆すのは難しいと
先人に習い、東北弁もどきを使用するのだろうか。
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by arizonaroom | 2015-03-28 23:34 | 英語&日本語&スクール | Comments(2)

Commented by Lingo-Field at 2015-03-29 16:06 x
鋭い指摘などをしてくださるので,拝見するのを楽しみにしております。吹き替えの訛りについて,ちょっとだけコメントさせてください。
Without A Trace「FBI 失踪者を追え!」という米国テレビドラマの中に登場するヒスパニック系FBI捜査官のしゃべりが,なぜか関西弁もどきの吹き替えになっています。訛りイコール東北弁もどき,という固定観念をくつがえす試みだったのかもしれませんが,吹き替えだけで視聴する方たちには不評だったようです。
英語教室 Lingo-Field (仙台)
Commented by arizonaroom at 2015-03-29 23:39
Lingo-Field さん
いつもコメントありがとうございます。
鋭いなんてとんでもない、いつも思いつきで書いています。
ヒスパニックの関西弁は強烈ですねえ。でも確かに東北弁というイメージじゃない、どちらかというと福岡弁もどき?いずれにしても日本の方言のような語尾の変化とかそういう問題じゃないですものね。